特許
J-GLOBAL ID:200903094971909188

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-007806
公開番号(公開出願番号):特開平11-206121
出願日: 1998年01月19日
公開日(公表日): 1999年07月30日
要約:
【要約】【課題】 変圧器Nの1次電流をスイッチングすることによって、所望とする電圧の2次電流を得るようにしたスイッチング電源装置21において、低損失化および低ノイズ化を図る。【解決手段】 スイッチング素子Q1のon時に、1次巻線N1のインダクタンス成分に蓄積されていた励磁エネルギの回生電力を、該スイッチング素子Q1のoffによって、一旦共振コンデンサC2に蓄積した後、1次巻線N1-スイッチング素子Q2-ダイオードD1による閉回路内に還流させておき、次のスイッチング素子Q1のon時に、その浮遊容量に蓄積された電荷の除去に使用し、ソフトonさせる。また、スイッチング素子Q1のon時にチョークコイルL1に蓄積されていた励磁エネルギで、off時に、電源となる平滑コンデンサC1を昇圧充電する。したがって、低消費電力化および低ノイズ化を図ることができる。
請求項(抜粋):
変圧器の2次側出力電圧を負荷状態検出手段が検出し、制御回路がその検出結果に応答した駆動信号を主スイッチング素子に与え、前記変圧器の1次電流をスイッチングさせて、所望とする一定電圧の2次電流を得るようにしたスイッチング電源装置において、直流電源ライン間に介在される前記変圧器の1次巻線と前記主スイッチング素子との直列回路で、該1次巻線と主スイッチング素子との間に介在される共振コンデンサと、前記共振コンデンサに並列に設けられるダイオードと、前記1次巻線と共振コンデンサとの直列回路と並列に設けられる副スイッチング素子と、前記直流電源ライン間に出力電圧を導出する平滑コンデンサと、前記共振コンデンサと主スイッチング素子との間に、ブリッジ整流回路からの直流電流を与えるチョークコイルとを含み、前記制御回路は、前記主スイッチング素子と副スイッチング素子とを交互に導通し、かつ前記主スイッチング素子のonタイミングを、副スイッチング素子のoffによって、該主スイッチング素子の寄生ダイオードを介して励磁電流が流れている予め定める期間以内に設定することを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (3件):
H02M 3/28 ,  H02M 1/092 ,  H02M 3/337
FI (4件):
H02M 3/28 Q ,  H02M 3/28 E ,  H02M 1/092 ,  H02M 3/337 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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