協同作業支援システム、協同作業制御方法、協同作業支援プログラム及び該プログラムを記録した媒体

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：吉田精孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-102744
公開番号（公開出願番号）：特開2003-296175
出願日： 2002年04月04日
公開日（公表日）： 2003年10月17日
要約：

【要約】【課題】ネットワーク上の複数のユーザがファイルを共有して行う協同作業を、一人以上のユーザが所属するグループを単位として時間的制約を受けることなく、任意の共有ファイルを協同作業対象ファイルとして任意の時点に設定することを可能とする。【解決手段】アクセス権データベース15及びアクセス権管理部16により管理されるグループ単位のアクセス権を、プロセスデータベース18に保存された任意のグループアカウントの集合によってなされる協同作業の単位をプロセスとしたプロセス定義情報に基づき、協同作業制御部19が自動的に設定・変更することにより、該アクセス権に基づいてファイルシステム制御部12により実行される記憶装置11に蓄積された協同作業対象ファイルに対する、グループに所属する個々のユーザによる閲覧、修正及び更新等の処理を制御する。

請求項（抜粋）：

ネットワーク上の複数のユーザがファイルを共有して行う協同作業を支援する協同作業支援システムであって、共有するファイルを蓄積する記憶装置と、ユーザ名を属性として有するユーザアカウントと、グループ名を属性として有し、前記ユーザアカウントが一人以上所属するグループアカウントとを管理する機能を有するアカウント管理部と、前記記憶装置内に蓄積されているファイルを一意に識別することができるファイル識別子を生成する機能、該ファイル識別子で表されるファイルに対する読み込み命令、書き込み命令及び複製命令を外部から受け付ける機能、該ファイル識別子で表されるファイルに対する読み込み処理、書き込み処理及び複製処理を実行する機能を有するファイルシステム制御部と、前記ファイル識別子で識別されるファイル毎に、前記アカウント管理部から提供されるグループアカウントまたはそのグループ名と、読み込み可能権限及び書き込み可能権限の組み合わせで構成されるファイル処理権限とを結合させて該ファイルの属性として設定することにより、該ファイルに対するアクセス権を管理する機能を有するアクセス権管理部と、前記ファイルシステム制御部を介して操作できる共有ファイルを複数のユーザで閲覧し、修正し、更新していくような協同作業を行うに当たって、任意のグループアカウントの集合によってなされる協同作業の単位をプロセスとし、該プロセスを一意に識別するプロセス識別子、前記アカウント管理部から提供されるユーザアカウントのユーザ名を用いて表す協同作業プロセスの起票者、前記ファイルシステム制御部から生成されるファイル識別子を用いて表す協同作業対象ファイル、前記アカウント管理部から提供されるグループアカウントのグループ名の集合を用いて表す協同作業処理メンバ、該プロセス設定時点における該協同作業対象ファイルに対して該協同作業メンバがグループ単位で有する初期アクセス権から構成されるプロセス定義情報を保持するプロセスデータベースと、前記プロセス定義情報が設定された時点で協同作業において実際に閲覧、修正、更新といった作業が行われる対象となるファイルをオリジナルなものと別に用意するために前記ファイルシステム制御部に協同作業対象ファイルの複製を作るように命令し、かつ該協同作業対象ファイルに対するアクセス権の設定・変更を該プロセス定義情報に設定された初期アクセス権情報を基に前記アクセス権管理部に命令する機能を有する協同作業制御部とを備えたことを特徴とする協同作業支援システム。

IPC (6件)：

G06F 12/00 535 , G06F 12/00 537 , G06F 15/00 330 , G06F 17/21 570 , G06F 17/21 596 , G06F 17/60 162

FI (6件)：

G06F 12/00 535 Z , G06F 12/00 537 A , G06F 15/00 330 D , G06F 17/21 570 M , G06F 17/21 596 A , G06F 17/60 162 C

Fターム (9件)：

5B009SA11 , 5B009VC02 , 5B009VC03 , 5B082EA11 , 5B085AE06 , 5B085BA06 , 5B085BG02 , 5B085BG03 , 5B085BG07

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