特許
J-GLOBAL ID:200903094975477878

パルス音探知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大西 健治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-312355
公開番号(公開出願番号):特開2002-122658
出願日: 2000年10月12日
公開日(公表日): 2002年04月26日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 艦船等から放射されたパルス音をセンサで受信し、該センサで受信した信号のうちパルス音の存在しない部分から背景雑音レベルの推定を行い、前記背景雑音レベルの推定結果に基づき、パルス音の存在する部分の判定を行うパルス音探知方法を提供する。【解決手段】 入力端子1、しきい値算出処理部6、および出力端子7に、新たに周波数分割処理部11、瞬時パワー算出処理部12、パルス成分検出処理部13、周波数分割結果補間処理部14、および背景雑音瞬時パワー算出処理部15、背景雑音レベル推定処理部16を追加し、周波数分割結果補間処理部でパルスと判断された周波数ビンの背景雑音レベルを、その前後のパルスを含まない周波数ビンと比較し、背景雑音の瞬時パワーを求め、背景雑音レベルの推定を行うことにより、しきい値を常に背景雑音レベルに追従させることにより、急激な背景雑音レベルの上昇をパルス成分と誤ることがない。
請求項(抜粋):
艦船等から放射されるパルス音をセンサで受信した信号の狭帯域分析結果(周波数分析後の瞬時パワー)もしくはセンサアレイで受信し整相したビーム出力の狭帯域分析結果を入力とし、背景雑音レベルの推定値から算出したしきい値と該狭帯域分析結果との周波数ビン毎の比較処理により、該狭帯域分析結果中のパルス音の存在する狭帯域成分の判定を行うと共に、該狭帯域分析結果中にパルス音が存在しないと判定された場合の該狭帯域分析結果を用いて前記背景雑音レベルの推定を行うパルス音探知方法において、前記パルス音が存在すると判定された周波数ビンの背景雑音成分に関する周波数分割結果を、その前後のパルス音が存在しないと判定された周波数ビンの周波数分割結果から補間により算出する手段と、該補間により算出した背景雑音成分の周波数分割結果の瞬時パワーを算出する手段と、該算出した瞬時パワーを用いて前記パルス音が存在すると判定された周波数ビンの背景雑音レベルの推定を行う手段と、を具備し、パルス音が存在する周波数ビンにおいてもパルス成分を含まない背景雑音レベルの推定を行えることを特徴とするパルス音探知方法。
IPC (2件):
G01S 7/526 ,  G01S 15/66
FI (2件):
G01S 15/66 ,  G01S 7/52 J
Fターム (10件):
5J083AA05 ,  5J083AC17 ,  5J083AC18 ,  5J083AE07 ,  5J083BC13 ,  5J083BD06 ,  5J083BE11 ,  5J083BE20 ,  5J083BE43 ,  5J083CA12

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