特許
J-GLOBAL ID:200903094975701760

人工海藻構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-166075
公開番号(公開出願番号):特開2001-054334
出願日: 1999年06月11日
公開日(公表日): 2001年02月27日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 人工海藻構造体において、構造が簡単で構成する部品の数が少なく、それら部品の製造も容易である上に組み立てに工数がかからず、したがって製造コストが低く抑えられる上、嵩張らないで輸送できるものを提供する。【解決手段】 基礎部材1はスチールワイヤで形成した格子状体であり、耐食被覆を施す。人工海藻部材2は、海藻の色に着色した長方形のシート、好ましくはプラスチックのシートに対し、その中央部を残して長手方向に多数の平行なスリットを入れてリボン23を形成してなる。固定部材3は、剛性とともに若干の弾性を有する材料で製造され、筒状部分31が軸に沿う一本の線で開口し、そこから半径方向に平行に伸びる2枚の平板部分32を有する形状のものである。平板部分を締め付ける締付部材5を加えることが好ましい。
請求項(抜粋):
水中に沈む重さの基礎部材(1)、基礎部材にとりつける人工海藻部材(2)およびその基礎部材への取り付け部分を包み込んで固定する固定部材(3)を本質的な構成要素とする人工海藻構造体であって、基礎部材(1は、スチールワイヤーで形成した格子状体であり、人工海藻部材(2)は、海藻の色に着色した長方形のシートに対し、その中央部(21)を残して長手方向に多数の平行なスリット(22)を入れてリボン(23)を形成してなるものであり、固定部材(3)は、剛性とともに若干の弾性をもつ材料で製造され、スチールワイヤーの太さに人工海藻部材を構成するシートの厚さを加えた寸法に対応する内径をもった筒状体(31)が、軸に沿う一本の線で開口し、そこから半径方向に平行に伸びる2枚の平板部分(32,32’)を有する形状のものであることを特徴とする人工海藻構造体。
Fターム (5件):
2B003AA03 ,  2B003AA04 ,  2B003BB09 ,  2B003DD02 ,  2B003DD03

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