特許
J-GLOBAL ID:200903094978474683

電気融着継手

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近藤 久美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-051294
公開番号(公開出願番号):特開平9-242970
出願日: 1996年03月08日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 電熱線の端部を端子ピンに簡単かつ確実に固定できると共に、合成樹脂管との融着接合が確実に行える電気融着継手を提供する。【解決手段】 内層体1Aの適所に端子ピン3が立設し、該端子ピン3の隣り合う3カ所に設けたフランジ状の鍔31,32,33によって区分された環状溝34,35を形成すると共に、真中の鍔32には双方の環状溝34,35に連通する切溝32aを設ける。そこで、係止溝11に埋設し電熱線2の端部を切溝32aを介して一方の環状溝34から他方の環状溝35に亘って巻回し、該内層体1Aの境界面に外層体1Bを一体的に融着接合する。【効果】 電熱線の端部を端子ピンに簡単かつ確実に固定でき、合成樹脂管との融着接合が確実に行える。
請求項(抜粋):
熱可塑性樹脂からなる内層体(1A)と外層体(1B)との境界面に電熱線(2)を埋設した電気融着継手であって、内層体(1A)の境界面に所定間隔をもって係止溝(11)を刻設すると共に、該係止溝(11)に電熱線(2)を埋設し、また内層体(1A)の適所には端子ピン(3)が立設し、該端子ピン(3)の隣り合う3カ所に設けたフランジ状の鍔(31,32,33)によって区分された環状溝(34,35)を形成すると共に、真中の鍔(32)には双方の環状溝(34,35)に連通する切溝(32a)を設け、前記電熱線(2)の端部を切溝(32a)を介して一方の環状溝(34)から他方の環状溝(35)に亘って巻回し、該内層体(1A)の境界面に外層体(1B)を一体的に融着接合した構成からなることを特徴とする電気融着継手。

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