特許
J-GLOBAL ID:200903094980089223

有音無音判別器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312814
公開番号(公開出願番号):特開平9-152894
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】 音声の語頭部分を含むフレームの有音無音を正確に判定でき、背景騒音が大きい等、悪環境においても誤判定の少ない有音無音判別器を提供する。【解決手段】 サブフレーム電力算出部22では、フレームを4分割したサブフレーム毎にサブフレーム電力Pmを算出し、このサブフレーム電力Pmに基づいて、フレーム最大電力生成部24では、サブフレーム毎に一つ前のサブフレーム電力との移動平均(短期平均値)を算出すると共に、同一フレームを構成するサブフレーム間で短期平均値を比較し最大のものを該フレームのフレーム最大電力Pfとして選択する。これにより、発声がフレームの後半から開始されたとしても、フレーム最大電力Pfが小さく見積られることがなく、該フレームは有音判定部28にて、確実に有音と判定される。
請求項(抜粋):
入力音声信号を所定時間毎の基本フレーム単位に分割し、該基本フレーム毎に有音無音を判別する有音無音判別器であって、上記音声信号が、上記基本フレームを更に所定分割数に分割したサブフレーム分だけ入力される毎に、該サブフレームの電力値であるサブフレーム電力を順次算出するサブフレーム電力算出手段と、上記音声信号が、上記基本フレーム分だけ入力される毎に、上記サブフレーム電力算出手段にて算出された該基本フレームを構成するサブフレームの各サブフレーム電力のうち、最大のものを該基本フレームのフレーム最大電力とするフレーム最大電力生成手段と、上記サブフレーム電力算出手段にて算出された最新のサブフレーム電力を含む、該サブフレーム電力以前に算出された連続する複数のサブフレーム電力に基づき、背景騒音電力を推定する背景騒音電力推定手段と、上記フレーム最大電力と上記背景騒音電力との差に基づき、上記基本フレームの有音無音を判別する有音無音判別手段と、を備えることを特徴とする有音無音判別器。
IPC (2件):
G10L 9/00 ,  G10L 3/00 513
FI (2件):
G10L 9/00 C ,  G10L 3/00 513 A
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-272835
  • 特開平2-272835

前のページに戻る