特許
J-GLOBAL ID:200903094982508983

可変容量型斜板式液圧回転機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-340967
公開番号(公開出願番号):特開2003-148325
出願日: 2001年11月06日
公開日(公表日): 2003年05月21日
要約:
【要約】【課題】 斜板を最大傾転角と最小傾転角との中間となる中間傾転角に安定して傾転させる。【解決手段】 中間傾転ピストン44を、傾転支持部材37の中心B1に対して各ピストン10から斜板36に作用する押圧合力F1の作用点A1と同一側で、かつ、各傾転支持部材37の中心B1と中間傾転ピストン44の中心D1とを結ぶ三角形の内側に押圧合力F1の作用点A1が収まる位置に配置する。これにより、中間傾転ピストン44によって斜板36を中間傾転角γ1に傾転させるときに、各ピストン10からの押圧合力F1によって斜板36を傾転支持部材37及び中間傾転ピストン44に押付け、斜板36が傾転支持部材37から離脱して浮上がるのを抑えることができるので、斜板36を中間傾転角γ1に安定して傾転させることができる。
請求項(抜粋):
中空なケーシングと、該ケーシング内に回転可能に設けられた回転軸と、該回転軸と一体に回転するように前記ケーシング内に設けられ周方向に離間して軸方向に伸長する複数のシリンダが形成されたシリンダブロックと、該シリンダブロックの各シリンダに上死点と下死点との間で往復動可能に挿嵌された複数のピストンと、該各ピストンの端部に装着されたシューと、前記ケーシング内に最大傾転角と最小傾転角との間で傾転可能に設けられ表面側が該各シューが摺動する平滑面となった斜板と、該斜板の裏面側と前記ケーシングとの間に設けられ前記斜板を傾転可能に支持する傾転支持部材と、前記斜板の裏面側と前記ケーシングとの間に設けられ前記斜板を最大傾転角と最小傾転角との間で傾転させる傾転ピストンと、該傾転ピストンとは異なる位置で前記斜板の裏面側と前記ケーシングとの間に設けられ前記斜板を最大傾転角と最小傾転角との中間となる中間傾転角に傾転させる中間傾転ピストンとを備えてなる可変容量型斜板式液圧回転機において、前記傾転支持部材は、前記各ピストンから前記斜板に作用する押圧合力の作用点から前記各ピストンの上死点側に離間した位置に配置し、前記傾転ピストンは、前記傾転支持部材に対して前記押圧合力の作用点と同一側に配置し、前記中間傾転ピストンは、前記傾転支持部材に対して前記押圧合力の作用点と同一側で、かつ前記傾転支持部材の中心と前記中間傾転ピストンとを結ぶ多角形の内側に前記押圧合力の作用点が収まる位置に配置する構成としたことを特徴とする可変容量型斜板式液圧回転機。
IPC (4件):
F04B 1/16 ,  F03C 1/24 ,  F04B 1/28 ,  F04B 1/29
FI (3件):
F04B 1/16 ,  F03C 1/24 ,  F04B 1/28
Fターム (11件):
3H070AA01 ,  3H070BB04 ,  3H070CC21 ,  3H070DD31 ,  3H070DD55 ,  3H084AA08 ,  3H084AA16 ,  3H084BB16 ,  3H084CC32 ,  3H084CC35 ,  3H084CC48

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