特許
J-GLOBAL ID:200903094983259448

4輪駆動車の駆動力配分装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 進
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-321614
公開番号(公開出願番号):特開2002-127773
出願日: 2000年10月20日
公開日(公表日): 2002年05月08日
要約:
【要約】【課題】副駆動輪へ伝達するトルクを必要以上に増加させることなく、坂路発進時の主駆動輪のスリップを防止できるようにする。【解決手段】エンジン出力を前輪13R,13Lに対しては直接伝達し、後輪15R,15Lに対してはトランスファクラッチ3を介して伝達する車両において、制御ユニット30では停車時の前後加速度センサ26の出力値から路面勾配を求め、この路面勾配に基づき副駆動輪トルク下限値を設定し、トランスファクラッチ3の締結力を制御するクラッチ制御弁17へ副駆動輪トルク下限値に対応する駆動信号を出力し発進に備える。トランスファクラッチ3の締結力を路面勾配に応じて設定するため、必要最小限の伝達トルクで坂路発進時の主駆動輪のスリップを防止することができる。
請求項(抜粋):
動力源の出力を主駆動輪へ直接伝達し副駆動輪に対しては伝達トルク容量可変型カップリング装置を介して伝達する4輪駆動車の駆動力配分装置において、車両の運転状態に基づき上記副駆動輪に伝達する基本トルクを設定する副駆動輪基本トルク設定手段と、車両に設けた前後加速度センサの出力値と車速に基づいて求めた加速度とを比較して路面の勾配に対応する勾配補正係数を求める路面勾配補正係数設定手段と、上記基本トルクを上記勾配補正係数で補正して副駆動輪トルクを設定する副駆動輪トルク設定手段と、上記伝達トルク容量可変型カップリング装置に対し上記副駆動輪トルクに対応する伝達トルクを発生させる駆動手段とを備えることを特徴とする4輪駆動車の駆動力配分装置。
Fターム (17件):
3D043AA04 ,  3D043AB17 ,  3D043EA02 ,  3D043EA18 ,  3D043EA33 ,  3D043EA39 ,  3D043EA42 ,  3D043EB13 ,  3D043EE01 ,  3D043EE02 ,  3D043EE06 ,  3D043EE07 ,  3D043EE08 ,  3D043EE12 ,  3D043EF02 ,  3D043EF19 ,  3D043EF24
引用特許:
審査官引用 (6件)
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