特許
J-GLOBAL ID:200903094987602295

圧搾外被、及び圧搾外被を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田辺 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-294937
公開番号(公開出願番号):特開平8-209578
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1996年08月13日
要約:
【要約】【課題】 材料シートを脱水し、特に抄紙機の圧搾間隙のなかで紙シートを脱水する圧搾装置のための圧搾外被と、この圧搾外被を製造する方法を提供する。【解決手段】 圧搾外被(10)は、軸方向に延設される補強糸(22)とその上で圧搾外被の周方向に延設される周方向糸(20)とを補足して、周方向糸(20)と圧搾外被(10)の表面(14)から出発する条溝(12)又は袋穴との間の範囲に延設される布層(18)又は帯材を有する。稼働時の強い圧搾圧力に基づいて主に条溝(12)の底でそこに生じる高い切欠き応力に基づいて亀裂が生じることがあるが、連続布層(18)によって亀裂の拡散が防止される。これにより圧搾外被の寿命と動作信頼性がかなり向上する。連続布層(18)が周方向糸(20)の機能を引き受けることができるので、場合によっては周方向糸を設けるのを省くことができる。布帯(25)は、好ましくは円筒形の流延体にエラストマー材料を流延して製造するときに一緒に巻くことができる。
請求項(抜粋):
材料シートを脱水し、特に抄紙機の圧搾間隙(50)のなかで紙シートを脱水する圧搾装置のための圧搾外被であって、エラストマー材料からなる層(16)を含み、シート移動方向(60)を横切って延設される軸方向糸(22)が補強糸としてこの層に埋封されているものにおいて、圧搾外被の表面(14)に対して実質的に平行に延設される布層(18、18’)がエラストマー材料からなる層(16)に埋封されていることを特徴とする圧搾外被。

前のページに戻る