特許
J-GLOBAL ID:200903094994458183

物体像識別方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮崎 栄二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-344447
公開番号(公開出願番号):特開2002-230550
出願日: 2001年11月09日
公開日(公表日): 2002年08月16日
要約:
【要約】【課題】 画像中に映されている物体像を周囲との濃度差を利用して高速かつ容易に識別する。【解決手段】 カメラ2より映された画面1を複数のブロックに分割する。各ブロックごとに各画像上の任意の1点(配置点Q)を基準に各標準物体像を配置する。画像の濃度差より標準物体像の輪郭部の法線ベクトルを求める。各法線ベクトルまでの位置情報及び角度情報である、関連付けられたベクトルデータを求める。ベクトルデータを当該法線ベクトルが検出されたブロックに標準データとして記憶する。次に認識すべき物体像Oが映された画像に対し法線ベクトルを求める。個々の法線ベクトルに対し前記標準物体像に応じた標準データに基づき正解点を求める。複数の正解点よりなる焦点領域Gの評価を行う。
請求項(抜粋):
画像内の物体像を、背景像との濃度差を利用して識別する物体像識別方法であって、カメラにより映された画面内を複数のブロックに分割し、前記各ブロックにおいて背景像が映された画像上のブロック内での任意の1点を配置点としてその配置点を基準に当該ブロックに対応した標準物体像を前記画面内に配置した挿入画像とし、この挿入画像において標準物体像と背景像との濃度差より前記標準物体像の輪郭部における標準法線ベクトル群を求め、前記標準物体像の配置点からその標準物体像における前記標準法線ベクトル群の各法線ベクトルまでの位置情報および各法線ベクトルの角度情報からなる、関連付けられたベクトルデータを求め、前記ベクトルデータを前記標準物体像に対する標準データとして前記標準法線ベクトル群の個々の法線ベクトルが検出された位置でのブロックに記憶し、以上の標準物体像の配置から標準データの記憶を前記分割した全ブロックに対して実行し、次いで、前記カメラより認識すべき物体が映されている画面内の入力画像に対して物体像と背景像との濃度差より物体像の輪郭部における法線ベクトル群を求め、これら法線ベクトル群の個々の法線ベクトルが出現した位置での前記ブロックに記憶した前記標準データに基づいてこれら法線ベクトル群から前記各標準物体像の配置点に相当する正解点群を求め、前記正解点群により形成された焦点領域の評価を行うことを特徴とする物体像識別方法。
IPC (2件):
G06T 7/00 300 ,  G06T 1/00 340
FI (2件):
G06T 7/00 300 H ,  G06T 1/00 340 B
Fターム (14件):
5B057AA19 ,  5B057BA02 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CG09 ,  5B057DA06 ,  5B057DB02 ,  5B057DC36 ,  5L096BA02 ,  5L096CA02 ,  5L096FA23 ,  5L096GA19 ,  5L096HA08 ,  5L096JA11

前のページに戻る