特許

J-GLOBAL ID：200903094996543323

導波路型光スイッチ

発明者： 蓮見 裕二 ,  渡部 直也 ,  河野 健治 ,  竹内 博昭 ,  柳橋 光昭 ,  吉本 直人 ,  神徳 正樹 ,  関根 聡
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (1件)： 吉田 精孝
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-231927
公開番号（公開出願番号）：特開平6-082847
出願日： 1992年08月31日
公開日（公表日）： 1994年03月25日
要約：

【要約】【目的】 高い加工精度を要することなく、クロストークの少ない光スイッチを実現する。【構成】 第1の光スイッチ10の2つの出力端子13,14にそれぞれ、第2,第3の光スイッチ20,30の入力端子21,31を接続し、入力端子11から入射する信号光を出力端子32より出射する場合は光スイッチ10をクロス状態、光スイッチ20をスルー状態、光スイッチ30をクロス状態に切替制御すれば、光スイッチ10において出力端子13へ出射された洩れ光は光スイッチ20で出力端子22へ出力されることなく散逸され、また、光スイッチ10において出力端子14へ出射された信号光は光スイッチ30で出力端子32へそのまま出力される。

請求項（抜粋）：

少なくとも2本の光導波路を有し、該光導波路における光の伝播状態を制御することにより光導波路内を伝播する光の光路を切り替える、少なくとも3つの光スイッチから構成され、第1の光スイッチは一の光導波路の両端及び他の光導波路の一端で構成される少なくとも1つの入力端子と2つの出力端子とを備え、第2の光スイッチは一の光導波路の一端で構成され且つ前記第1の光スイッチの一方の出力端子に接続される1つの入力端子と、該一の光導波路の他端又は他の光導波路の一端で構成される1つの出力端子とを備え、第3の光スイッチは一の光導波路の一端で構成され且つ前記第1の光スイッチの他方の出力端子に接続される1つの入力端子と、該一の光導波路の他端又は他の光導波路の一端で構成される1つの出力端子とを備え、第1の光スイッチにおける光路がその入力端子より入力された光を一方の出力端子に出力する如く切り替えられた場合は、第2の光スイッチにおける光路をその入力端子より入力された光が出力端子より出力される如く、また、第3の光スイッチにおける光路をその入力端子より入力された光が出力端子に出力されない如く切替制御し、第1の光スイッチにおける光路がその入力端子より入力された光を他方の出力端子に出力する如く切り替えられた場合は、第2の光スイッチにおける光路をその入力端子より入力された光が出力端子より出力されない如く、また、第3の光スイッチにおける光路をその入力端子より入力された光が出力端子に出力される如く切替制御したことを特徴とする導波路型光スイッチ。