特許
J-GLOBAL ID:200903095008985550

歯車式変速機の自動変速制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-116028
公開番号(公開出願番号):特開平11-291795
出願日: 1998年04月10日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【目的】 変速が軽操作力で短時間に完了できる歯車式変速機の自動変速制御方法の提供を目的とする。【構成】 アクセルペダル操作による連動を一時的に解除し、電子制御装置による制御になったスロットルアクチュエータでエンジントルクをダウンさせ、クラッチアクチュエータでクラッチを遮断し、セレクトシフトアクチュエータで現行変速段の変速ギヤの噛み合いを解除して中立状態とし、クラッチアクチュエータでクラッチを接続すると同時に、スロットルアクチュエータでエンジン回転数を加減し、エンジンと連動する入力軸回転数が目標同期回転数の許容範囲内になるように調節した後、再度クラッチアクチュエータでクラッチを遮断し、セレクトシフトアクチュエータで目標変速段の変速ギヤの噛み合いに締結し、クラッチアクチュエータでクラッチを接続すると同時に、電子制御装置による制御を解除し、アクセルペダル操作による連動になったスロットルアクチュエータによってスロットル開度が作動するように制御する。
請求項(抜粋):
エンジンの動力を歯車式変速機に伝達するクラッチを断続するクラッチアクチュエータと、前記歯車式変速機をギヤシフトするセレクト,シフトアクチュエータと、スロットル開度を開閉するスロットルアクチュエータとによって電子制御装置を介して前記歯車式変速機を自動変速制御する方法であって、前記歯車式変速機の出力軸上または入力軸上の何れかに設けた現行変速段の変速ギヤから目標変速段の変速ギヤに変速しようとする時に、前記出力軸回転数と目標変速段の変速比から、前記出力軸上または入力軸上で空転する目標変速段の変速ギヤの回転数と、前記出力軸回転数または入力軸回転数とが同期するために必要な入力軸上に換算した目標同期回転数を算出し、アクセルペダル操作による連動を一時的に解除し、電子制御装置による制御になった前記スロットルアクチュエータによってスロットル開度を任意の値に開閉してエンジントルクをダウンさせてクラッチ遮断時にエンジンの吹き上がりを無くすると同時に、前記クラッチアクチュエータによってクラッチを遮断し、前記セレクト,シフトアクチュエータによって前記現行変速段の変速ギヤの噛み合いを出力軸または入力軸から解除して中立状態とし、次に、前記クラッチアクチュエータによってクラッチを接続すると同時に、前記スロットルアクチュエータによってスロットル開度を任意の値に開閉してエンジン回転数を加減し、前記エンジンと連動する入力軸回転数が前記目標同期回転数の許容範囲内になるように調節した後、再度前記クラッチアクチュエータによってクラッチを遮断し、前記セレクト,シフトアクチュエータによって前記目標変速段の変速ギヤの噛み合いを同期装置を介して前記出力軸または入力軸に締結し、前記クラッチアクチュエータによってクラッチを接続すると同時に、前記電子制御装置による制御を解除し、前記アクセルペダル操作による連動になった前記スロットルアクチュエータによって前記スロットル開度が作動されることを特徴とする歯車式変速機の自動変速制御方法。
IPC (5件):
B60K 41/28 ,  F02D 29/00 ,  F02D 41/04 310 ,  F16D 25/14 640 ,  F16H 61/02
FI (5件):
B60K 41/28 ,  F02D 29/00 H ,  F02D 41/04 310 G ,  F16D 25/14 640 Z ,  F16H 61/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-037357
  • 特開昭58-037357

前のページに戻る