特許
J-GLOBAL ID:200903095011475031
末端にビニル基を有するイソブチレン系重合体およびその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
細田 芳徳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-024830
公開番号(公開出願番号):特開平5-186513
出願日: 1992年01月13日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】本発明は、数平均分子量が 500〜200,000 であり、1分子当り少なくとも0.2個の一般式 (I) で表わされる末端にビニル基を有するイソブチレン系重合体、該重合体の製造方法に関する。〔式中、nは1以上30以下の整数、R1及びR2は一価の有機基又は水素原子を示し、同じでも異なっていてもよい。〕【効果】本発明のイソブチレン系重合体の付加型硬化速度は、アリルシラン法により得られた重合体よりも速く硬化し、耐熱性が良好である。また、本発明の製造方法は、イソブチレンの重合において重合触媒としてBCl3 という高価なルイス酸ではなく、不飽和末端重合体を副成する安価なルイス酸を使用でき、-30°Cという比較的高い温度でも良好な重合体を得られるという利点も有する。さらに本発明の製造方法では、1ポットで、末端にビニル基を有するイソブチレン系重合体を得ることが可能であり、より分子量のそろった重合体を得ることができる。
請求項(抜粋):
数平均分子量が 500〜200,000 であり、1分子当り少なくとも0.2 個の一般式 (I) :【化1】〔式中、nは1以上30以下の整数、R1 及びR2 は一価の有機基又は水素原子を示し、同じでも異なっていてもよい。〕で表わされる末端にビニル基を有するイソブチレン系重合体。
前のページに戻る