特許
J-GLOBAL ID:200903095011734770

スナップ嵌合式キャップを有する型式の容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-063749
公開番号(公開出願番号):特開平10-258858
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 1998年09月29日
要約:
【要約】【課題】 円滑に開閉操作のできる構造を有する容器を提供する。【解決手段】 容器1は、本体2とキャップ20を受け取るための頸部3を備え、キャップ20のタブ26,27は、頸部3上のスナップ嵌合式端部6と相互作用が可能なビーディング17,18を有している。頸部3は、本体2に対するキャップ20の回転運動に応じて、スナップ嵌合式端部6に沿って、最下部位置と最上部位置の間で、複数組のビーディング17,18の軸方向の変位を生じさせる第1の傾斜部6,16,11と、前記軸方向の変位と同時に、複数組のビーディング17,18が半径方向に離れる要因となる第2の傾斜部6,16,11を備え、その結果、弾性的に変形可能なタブ26,27により及ぼされる弾性的復元力の効果の下で、このビーディングが最上部位置にあるときに、スナップ嵌合式端部6を乗り越えることが可能となる。
請求項(抜粋):
軸Xを中心線とし、本体(2)と取り外し可能にキャップ(20)を受け取るための手段(3)とを具備し、前記キャップ(20)の少なくとも1つの弾性的に変形可能な部分(26,27)は、前記手段上に形成されたスナップ嵌合式の端部(6)と相互作用が可能な、少なくとも1組のビーディング(17,18)を有する容器において、前記手段が、前記本体(2)に対する前記キャップ(20)の回転運動に応じて、前記スナップ嵌合式端部(6)に沿って、最下部位置と最上部位置の間で、前記1組(または複数組)のビーディング(17,18)の軸方向の変位を生じさせる第1の傾斜部(6,16,11)と、前記軸方向の変位と同時に、前記1組(または複数組)のビーディング(17,18)が半径方向に離れるようにする第2の傾斜部(6,16,11,28)とを具備し、その結果、これ(またはこれら)が前記最上部位置にあるときに、前記弾性的に変形可能な部分(26,27)により及ぼされる弾性的な復元力の効果の下で、前記スナップ嵌合式端部を乗り越えて、容器を開けることが可能となり、前記キャップ(20)が、前記1組(または複数組)のビーディング(17,18)が前記最下部位置にあるときに、前記ビード(6)上でスナップ嵌合されることを特徴とする容器(1)。

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