特許
J-GLOBAL ID:200903095012834710

携帯型情報機器およびデータ転送制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-045951
公開番号(公開出願番号):特開平10-240654
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1998年09月11日
要約:
【要約】【課題】通信回線の接続状態に関わらずにデータ転送を伴なうアプリケーションプログラムを動作可能とする携帯型情報機器を提供する。【解決手段】業務アプリケーションプログラム11に組み込まれる通信制御用サブルーチン12は、業務アプリケーションプログラム11から呼び出されたときに、接続要求、送信要求および切断要求を含む各種要求を共有バッファ13に格納し、その格納が行なわれた時点で要求処理完了を業務アプリケーションプログラム11に対して返答するとともに、その旨をスプールデータ送信プログラム14に通知する。一方、この通知を受け取ったスプールデータ送信プログラム14は、共有バッファ13に格納された各種要求を読み出して通信ドライバ15に引き渡すことによって、業務アプリケーションプログラム11とは非同期に通信処理を実行する。
請求項(抜粋):
通信制御装置を駆動制御する通信ドライバに対してアプリケーションプログラムが接続要求、送信要求および切断要求を含む各種要求を発行することによって通信回線を介したデータ転送が実行される携帯型情報機器において、バッファメモリと、前記アプリケーションプログラムが前記通信ドライバに対して発行した要求を受け取って前記バッファメモリに格納する通信要求格納手段と、前記バッファメモリに格納された要求を読み取って前記通信ドライバに対して発行する通信要求処理手段とを具備し、前記通信回線の接続状態に関わらずに前記アプリケーションプログラムを動作可能としたことを特徴とする携帯型情報機器。

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