特許
J-GLOBAL ID:200903095016459514

ガスメータおよびガス供給に係る異常判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-287287
公開番号(公開出願番号):特開2002-098567
出願日: 2000年09月21日
公開日(公表日): 2002年04月05日
要約:
【要約】【課題】 警告動作の実行に係る判定の信頼性を向上させることが可能なガスメータおよびガス供給に係る異常判定方法を提供する。【解決手段】 CPU12は、流量差ΔQSの絶対値が基準流量QSK以上(|ΔQS|≧QSK)であることを確認したのち、ガスGの消費状態に関する判断が「流量変化無」から「流量変化有」に移行する「第1の判断移行状態」および「流量変化有」から「流量変化無」に移行する「第2の判断移行状態」を順次検出する。このとき、CPU12は、「第1の判断移行状態」〜「流量変化有」間において流量差ΔQSが正の領域内で変化したときに1のガス器具が稼働したものと判断する。ガス器具の稼働が随時的確に認識されるため、警告動作の実行に係る判定の信頼性が向上する。
請求項(抜粋):
1または2以上のガス燃焼機器によって消費される燃料ガスの流量を所定の時間間隔ごとに測定する流量測定手段と、この流量測定手段によって測定された燃料ガスの流量のうちの最も新しく測定された対象流量とこれよりも以前に測定された比較流量との流量差を演算する流量差演算手段と、この流量差演算手段によって演算された流量差の絶対値を基準流量と比較することにより、燃料ガスの消費状態に変化が生じたかどうかを判定する流量差判定手段と、この流量差判定手段による判定結果を監視し、燃料ガスの消費状態に変化が生じなかったものとする判断から変化が生じたものとする判断へ移行する第1の判断移行状態を検出したのち、燃料ガスの消費状態に変化が生じたものとする判断から変化が生じなかったものとする判断へ移行する第2の判断移行状態を検出したときに、前記1または2以上のガス燃焼機器のうちの1のガス燃焼機器の稼働状態が変化したものと判断する第1の稼動判断手段と、この第1の稼働判定手段によって1のガス燃焼機器の稼働状態が変化したものと判断されたときに、この判断に至る流量差の変化過程において、流量差が正の領域内において変化している場合には1のガス燃焼機器が稼働したものと判断し、一方、流量差が負の領域内において変化している場合には1のガス燃焼機器が停止したものと判断する第2の稼働判断手段と、この第2の稼働判断手段段によって1のガス燃焼機器の稼働が判断されたときに、最も新しく検出された第2の判断移行状態に対応する燃料ガスの流量とこれよりも以前に検出された他の第2の判断移行状態に対応する燃料ガスの流量との差として稼働している1のガス燃焼機器の個別流量を演算する個別流量演算手段と、この個別流量演算手段によって演算された個別流量が安全流量以上であるかどうかを判定する安全判定手段と、この安全判定手段によって個別流量が安全流量以上であると判定されたときに、前記1または2以上のガス燃焼機器に対する燃料ガスの供給を遮断する遮断手段とを備えたことを特徴とするガスメータ。
IPC (2件):
G01F 3/22 ,  G01F 1/00
FI (2件):
G01F 3/22 B ,  G01F 1/00 T
Fターム (7件):
2F030CB01 ,  2F030CC13 ,  2F030CE02 ,  2F030CE04 ,  2F030CE21 ,  2F030CF05 ,  2F030CF11

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