特許
J-GLOBAL ID:200903095019676532
既存構造物直下の被圧地盤の改良方法及びその改良方法に使用する止水装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山名 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-255151
公開番号(公開出願番号):特開平10-102477
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】 基礎スラブコンクリート直下の地下水等は止水して排出させず、基礎スラブコンクリート上で効率よく地盤改良する方法等を提供する。【解決手段】 支持プレート1で支持されたシャッタープレート2がスライド移動して閉塞自在な下位止水部材Sを、地下水13で被圧された地盤14上の既存構造物の基礎12上に設置する。掘削パイプ7のパイプ径wより小さい径tの挿入孔4が形成された止水ゴムパッキング3が、座金5を介した積層状態でケース6内に複数収納した上位止水部材Pを下位止水部材S上に設置する。挿入孔4内に掘削パイプ7を挿入し、止水ゴムパッキング3による水密状態において掘削パイプ7で基礎12に貫通孔15を形成し、地盤14の掘削後、注入材を注入して基礎12まで地盤改良を行う。掘削パイプ7を上昇させ、シャッタープレート2をスライド移動して貫通孔15を閉塞する。
請求項(抜粋):
a) 支持プレートで支持されたシャッタープレートがスライド移動して貫通孔を閉塞自在に構成された下位止水部材を、地下水で被圧されている地盤上の既存構造物の基礎スラブコンクリート上に設置する段階と、b) 先端にビットを有する掘削パイプのパイプ径よりやや小さい径の挿入孔が略中央に形成された止水ゴムパッキングが、座金を介した積層状態でケース内に複数収納して成る上位止水部材を、前記下位止水部材の上に設置する段階と、c) 上方から上位止水部材の挿入孔内に掘削パイプを挿入し、止水ゴムパッキングにより水密状態を維持しながら当該掘削パイプで基礎スラブコンクリートに必要最小径の貫通孔を形成し、地盤を所望深度まで削孔した後、注入材を注入して地盤改良を行う段階と、d) 地盤改良が完了した後、前記掘削パイプを少なくとも下位止水部材のシャッタープレートより上まで上昇させ、当該シャッタープレートをスライド移動して前記貫通孔を閉塞する段階と、e) 上位止水部材を取り外し、シャッタープレートに設けた注入口より注入材を注入する段階と、より成ることをそれぞれ特徴とする、既存構造物直下の被圧地盤の改良方法。
IPC (3件):
E02D 3/12 101
, E02D 31/02
, E02D 31/04
FI (3件):
E02D 3/12 101
, E02D 31/02
, E02D 31/04
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