特許
J-GLOBAL ID:200903095020424768

時間変化信号とインタフェースするための装置並びに方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 浅村 皓 ,  浅村 肇 ,  林 鉐三 ,  清水 邦明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-565095
公開番号(公開出願番号):特表2005-516230
出願日: 2003年01月30日
公開日(公表日): 2005年06月02日
要約:
2つのハードウェア環境の間で時間変化波形をインタフェースするための改善された装置並びに方法である。1つの特徴において、本発明は1つまたは複数の型式の検知装置(例えば、受動ブリッジ圧力変換器)の出力を、複数の異なる監視そして/または分析装置で使用するために正確にシミュレーションし、これにより各々の異なる監視装置/分析器に適合される特化されたインタフェース回路の必要性を無くす。別の実施例では、検知装置は非観血型血圧モニタ(NIBPM)を含み、これは汎用的に本発明のインタフェース回路(800)を経由して従来技術の患者モニタ(806)とインタフェースする。本発明の第2の特徴として、インタフェース回路を組み入れた改善されたNIBPM装置が開示されている。検知装置とモニタ間の電気的接続の状態を検知するように適合された改善された切断(デイスコネクト)回路もまた開示されている。
請求項(抜粋):
1つまたは複数の波形をシミュレーションするように適合された回路であって: 少なくとも1つの時間変化波形を生成するように適合された、少なくとも1つの検知装置からデジタル入力信号を受け取り、前記デジタル入力の少なくとも1部に関連するアナログ出力信号を生成する、デジタル/アナログ変換器(DAC)と; 前記DACの出力と動作可能なように結合された少なくとも1つの増幅器とを含み; 前記少なくとも1つの増幅器が、その出力電圧と供給された励起電圧との間の予め定められた関係を満足するように動作する、前記回路。
IPC (2件):
G01R13/00 ,  A61B5/022
FI (2件):
G01R13/00 Z ,  A61B5/02 338Z
Fターム (2件):
4C017AA08 ,  4C017BC01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 米国特許第4,705,047号、1987年11月10日発行の名称「生理学的測定機器用出力回路」はデジタル式生理学的測定機器用出力回路を開示している。この出力回路は生理学的パラメータを示すデジタル信号に対して、モニタからの励起信号で動作し、そのパラメータの可視表示を生成するためにモニタを駆動する応答信号を提供させるための手段を具備する。励起信号はデジタル/アナログ変換器で倍率調整され、デジタル信号のゼロ・オフセットを修正して、モニタに適用される。ダミー励起信号が、出力回路がアナログ入力を有する読み出し装置を駆動できるように具備されているが、これは励起信号は提供しない。しかしながら、ベイレイ(Bailey)の発明は励起信号の全ての極性および範囲に良好に適応しているわけではなく、扱いにくいオフセット訂正技術を用いており、これは多くのアプリケーションに対して最適ではない。
  • 米国特許第6,471,646号、2002年10月29日発行、テーデ(Thede)に付与、名称「動脈経路エミュレータ」は動脈経路エミュレータを開示しており、これは非観血性血圧モニタを観血性血圧モニタとインタフェースしている。エミュレータは圧力波形信号を非観血性血圧モニタから受け取り、変換器励起電圧を観血性血圧モニタから受け取る。エミュレータは非観血性血圧モニタからの圧力波形を、励起信号の関数として倍率調整されたアナログ信号に変換する。倍率調整されたアナログ圧力信号は観血性血圧モニタの入力として供給され、これはカテーテル方式の血圧変換器から受け取られた信号をエミュレートするように意図されている。しかしながらこのシステムは、デジタル処理(すなわちマイクロ制御装置)と関連するアルゴリズムを使用し、信号分析と倍率調整を実施するが、これは非常に遅いかまたは信号処理を遅らせ、また解決方法のコストと複雑さを増加させる。更に、テーデ(Thede)が開示するエミュレータは、動作できる入力励起の型式が制限されており、明らかに交流(ac)励起を使用する能力は無い(例えば極性検知回路参照)。
  • 米国特許第5,568,815号、レイネス(Raynes)その他に付与、1996年10月29日発行、名称「変換器センサで使用するための電源内蔵型インタフェース回路」は半導体変換器センサを患者生命信号モニタにインタフェースするためのインタフェース回路を開示している。1つの実施例において、このインタフェース回路は患者モニタで生成された励起電力信号を受け取る電源回路を含み、そこから非安定化および安定化供給電圧を導きだし、これをインタフェース回路上の電気部品で使用する。また電力供給回路で、半導体変換器用の適切なセンサ励起信号が生成される。別の実施例において、このインタフェース回路は更に変換器センサで生成されたセンサ出力信号を受け取るための受け入れ回路を含む。次に倍率調整回路はその信号を、センサで検出された生理学的条件に比例するパラメータ信号に倍率調整し、これはまた患者モニタで生成された励起電力信号にも比例する。しかしながら、レイネス(Raynes)の発明は1つの励起センサでのみ有用であり、これは重大な制約である。
審査官引用 (3件)

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