特許
J-GLOBAL ID:200903095021243163

コレット式スラック調整装置及びブレーキアクチュエータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082633
公開番号(公開出願番号):特開平7-293611
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】 もっと少ない作動構成要素でよい改良型のコレット式スラック調整装置を有し、鉄道車両及び/又は他の類似の車両において流体圧力で作動されるブレーキアクチュエータを提供する。【構成】 ブレーキアクチュエータ10は、管状ハウジング部材12と、それに接続され、内部にピストン部材16が設けられる円筒状ハウジング部材14と、ピストン部材を密封するパッキンカップ18と、一端がピストン部材と接続する中空管状軸部材と、管状ハウジング部材と接続するフランジ部材と、ブレーキ構成部品の摩耗に適応する改良されたコレット式スラック調整装置20とを含む。このコレット式スラック調整装置は、ねじ付き棒部材28に螺合する作動コレット部材と、可撓性の細長い所定数指状部材46と、スラック調整コレット部材48とからなる。
請求項(抜粋):
鉄道車両等の乗客輸送車両で使用するためのブレーキアクチュエータであって、管状ハウジング部材と、第1端で閉止されると共に、前記管状ハウジング部材の第1端に、半径方向に対峙する第2端で実質的に流体の漏れのない態様で接続される円筒状ハウジング部材と、前記円筒状ハウジング部材に接続されて、前記乗客輸送車両のブレーキ作用中、所定の流体圧力を有する所定の流体を、前記円筒状ハウジング部材の内部部分に連通する流体連通手段と、長手方向に往復運動可能に前記円筒状ハウジング部材の内部に装着されたピストン部材と、前記ピストン部材に接続され、前記円筒状ハウジング部材の内面に対して実質的に流体の漏れのない態様で、前記ピストン部材をシールするシール手段と、第1端で前記ピストン部材の第1表面に接続され、該第1表面から外側に延びる中空管状軸部分と、前記中空管状軸部分の軸方向に反対の第2端に配設される第1円錐形表面と、前記ピストン部材の前記第1表面によって支持された第1座部及び前記管状ハウジング部材によって支持された第2座部の中間に配設されるピストン部材戻し手段と、第1端で前記管状ハウジング部材の第2端に接続されるフランジ部材と、前記フランジ部材により支持された一対の当接面と、前記管状ハウジング部材及び前記中空管状軸部分の内部に同軸に延びる第1端近傍に第1所定部分を有すると共に、前記管状ハウジング部材から第2端近傍にある前記フランジ部材を通って外側に延びる第2所定部分を有する外側ねじ付き棒部材とを有する前記ブレーキアクチュエータにおいて、前記乗客輸送車両に配置されたブレーキ構成部品の過度の摩耗に対して適応するために、(イ) 前記外側ねじ付き棒部材と螺合する作動コレット部材と、(ロ) 前記作動コレット部材に接続されると共に、前記外側ねじ付き棒部材の周囲の一部の周りに配置される、実質的に可撓性の細長い第1所定数指状部材と、(ハ) 前記作動コレット部材によって支持されると共に、クラッチ面を提供するよう前記中空管状軸部分によって支持された前記第1円錐形表面と組み合って係合可能な第2円錐形表面と、(ニ) 前記作動コレット部材と前記外側ねじ付き棒部材の前記第2端との中間で同外側ねじ付き棒部材と螺合するスラック調整コレット部材であって、該スラック調整コレット部材の所定部分が前記フランジ部材によって支持された一対の前記第1当接面の間に配設されている前記スラック調整コレット部材と、(ホ) 前記スラック調整コレット部材に接続されると共に、前記外側ねじ付き棒部材の前記周囲の別の所定の部分の周りに配置される、実質的に可撓性の細長い第2所定数指状部材と、を備えるように改良されたコレット式スラック調整装置。

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