特許
J-GLOBAL ID:200903095026980611

耐変形性及び装飾効果に優れた薄肉金属容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-164676
公開番号(公開出願番号):特開平5-016935
出願日: 1991年07月04日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】 容器側壁が著しく薄肉化されていながら、耐変形性に優れており、容器を把持して蓋の開封を行った時にも内容物の膨出を生じることがなく、容器の素材コストが低減され、容器自体が軽量化され且つ容器の廃棄処理も容易な薄肉金属容器、特に缶外面が多面体に基づく特異な立体感と美観を備え、さらに装飾効果を損なうことのない薄肉金属容器を提供する。【構成】 缶胴の少なくとも一部に周状多面体壁を形成し、多面体壁を構成単位面と、構成単位面同士が接する境界稜線と、境界稜線同士が交わる交叉部とから構成すると共に、境界稜線及び交叉部を構成単位面に比べて相対的に容器外側に凸とし、構成単位面に対向する交叉部間で滑らかに窪んだ部分を形成するようにする。また、構成単位面の周方向に隣合った容器軸方向配列を位相差をなしたものとし、構成単位面の窪んだ部分を一定の曲率半径を有するようにする。
請求項(抜粋):
缶胴の少なくとも一部に周状多面体壁が形成され、該多面体壁は構成単位面と、構成単位面同士が接する境界稜線及び境界稜線同士が交わる交叉部を有し、該境界稜線及び交叉部は構成単位面に比べて相対的に容器外側に凸となっており、構成単位面は対向する交叉部間で滑らかに窪んだ部分を有し、構成単位面の周方向に隣合った容器軸方向配列が位相差をなしており、且つ構成単位面の窪んだ部分は式【数1】5t≦R≦r式中、tは缶胴の厚み(mm)、rは缶胴の半径(mm)、Rは曲率半径(mm)である、を満足する曲率半径を有することを特徴とする耐変形性及び装飾効果に優れた薄肉金属容器。

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