特許
J-GLOBAL ID:200903095028572200

小型モータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川崎 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-229429
公開番号(公開出願番号):特開平10-066296
出願日: 1996年08月13日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 固定子鉄芯に対する回転子の軸支を両者に共通の軸芯上で行なうようにし、また、回転子軸を加圧する押えバネ片の装着状態の安定を図り、騒音発生の原因を効果的に排除して常に円滑な回転と一定した出力トルクを得る。【解決手段】 各固定子鉄芯12a、12b、各ボビン部13a、13bと、軸受け部16をもつ軸受け端板15を一体的に樹脂成形した上で、ボビン部に励磁巻線21a、21bを捲装した固定子組立て体11と、軸受け部材17を保持してボビン部の他方の端面側を閉じる保持端板19と、リードスクリュー34を有する回転子組立て体31と、押えバネ部材41を有し、インサート基鈑部42を吸振性のある樹脂本体部材51内に一体的に樹脂成形させた出力軸加圧手段40と、外部ケース61と、リードスクリューの先端部を軸受け部75に枢支させる基板ブラケット71とを備える。
請求項(抜粋):
軸方向に円筒状をなす固定子鉄芯をアウトサートして、少なくともボビン部、および軸芯線上に第1の軸受け部を有して該ボビン部の一方の端面側を閉じる第1の軸受け端板を一体的に樹脂成形した上で、前記ボビン部に励磁巻線を捲装した固定子組立て体と、前記固定子組立て体に組み合わされて、軸芯線上に第2の軸受け部を有して樹脂成形された第2の軸受け部材、および該第2の軸受け部材を嵌合保持して前記ボビン部の他方の端面側を閉じる保持端板と、前記各固定子鉄芯の円筒状内径よりもやや小径にされて所要形態に着磁した回転子、該回転子を軸芯線上で固定する回転子軸、および該回転子軸の先端出力側を延長させたリードスクリューを有し、前記回転子軸上でリードスクリューとの間に前記保持端板に嵌合保持させる第2の軸受け部材を第2の軸受け部によって軸装させた回転子組立て体と、インサート基鈑部、および該インサート基鈑部の中心部を含んで押圧面側へ切り起して突出された押えバネ片部とからなる押えバネ部材を有し、前記インサート基鈑部を吸振性のある樹脂本体部材内にインサートして一体的に樹脂成形させた出力軸加圧手段と、少なくとも一方が開口された有底円筒状をなし、該開口部側から前記出力軸加圧手段、および前記固定子組立て体を順次に組み込んで内装固定する外部ケースと、相互に対向する1組のフランジ部を有し、前記回転子組立て体に軸装される第2の軸受け部材を一端側フランジ部に保持した状態で、前記リードスクリューの先端部を他端側フランジ部に設けた第3の軸受け部に枢支させる基板ブラケットとを備え、前記外部ケース内に組み込んだ固定子組立て体のボビン部の内部に対し、前記基板ブラケットに保持させた回転子組立て体の回転子を嵌挿させ、且つ該外部ケースの開口部を含むボビン部の他方の端面側を前記保持端板で閉じると共に、該回転子の回転子軸を前記第1の軸受け部を通して前記出力軸加圧手段の押えバネ片部に弾圧的に当接させ、該押えバネ片部の弾圧力によって前記回転子組立て体をスラスト方向に押圧させたことを特徴とする小型モータ装置。
IPC (4件):
H02K 5/167 ,  H02K 5/02 ,  H02K 5/08 ,  H02K 5/24
FI (4件):
H02K 5/167 B ,  H02K 5/02 ,  H02K 5/08 A ,  H02K 5/24 B

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