特許
J-GLOBAL ID:200903095030560627

AEを予知因子に用いる岩盤構造物等の脆性材料の崩壊時期の予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 一豊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026573
公開番号(公開出願番号):特開2000-221175
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 2000年08月11日
要約:
【要約】【課題】 岩盤構造物等の脆性材料の破壊予測をAEを予知因子に用いてなし得る予測法を提供する。【解決手段】 岩盤構造物におけるAE発生数と破壊寿命の関係がひずみ速度と破壊寿命の関係に類似する事実を利用して、ひずみを予知因子とする分野で開発済の図式解法を利用して崩壊時期を予測し、また、AE発生数と破壊寿命の関係が対数表示では直線関係を呈することを利用して、寿命予測を可能としたものである。
請求項(抜粋):
岩盤構造物について破壊直前におけるAE発生数と破壊寿命は下記数式2で表わされることを利用して、【数2】破壊寿命の予測を行う材料から発生するAEの累積値と時刻の関係の実測から、任意の時刻t1およびt2におけるAE発生数の累積値H1およびH2から下記数式3のようにAE発生数を定義し、【数3】また、tを下記数式4【数4】と定義して数式2に代入して下記数式5を得、【数5】数式5のうち未知数はtrのみであり、求めたい破壊寿命Tは、下記数式6であることから、【数6】数式5をTについて解いて下記の数式7を得、【数7】当該数式7によりaおよびbをあらかじめ求めておいて、破壊直前のAE発生数と破壊寿命との関係はひずみ速度と破壊寿命との関係とよく似た挙動を示し、ここで、数式2におけるaの値が、a≒1とみなせる場合には、ひずみ速度と破壊寿命で開発の図式解法に改良変数を適用して破壊寿命Tを求めるとしたことを特徴とする岩盤構造物等の脆性材料の崩壊時期の予測方法。
Fターム (4件):
2G047AA10 ,  2G047BA05 ,  2G047EA21 ,  2G047GG27

前のページに戻る