特許

J-GLOBAL ID：200903095031401603

ステッピングモータの励磁相切換え制御装置

発明者： 近藤 秀幸
出願人/特許権者： 株式会社三協精機製作所
代理人 (1件)： 後藤 隆英
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-356246
公開番号（公開出願番号）：特開平11-178396
出願日： 1997年12月09日
公開日（公表日）： 1999年07月02日
要約：

【要約】【課題】 ステッピングモータの回転駆動性と位置決め性との双方を向上させる。【解決手段】 回転速度設定手段15により礪磁モード切換手段14に与えた速度指令情報に基いて記憶手段13内の制御テーブルから回転速度に対応する励磁方式を選択し、その回転速度に対応した励磁方式でステッピングモータ4,5の回転駆動を行わせるように構成することによって、1パルスあたりのステップ角を途中で変化させ、必要に応じて微細な作動と荒い作動とを適宜切り換えることを可能とするとともに、低速回転時に微細マイクロステップの励磁方式を選択することによって駆動の静粛性、安定性及び位置決め精度を向上させるように構成したもの。

請求項（抜粋）：

ステッピングモータにおける各相のコイルを励磁するモータ駆動回路と、このモータ駆動回路に対して所定の励磁方式に基く駆動信号を与える励磁駆動制御手段と、複数の励磁方式を回転速度に対応して定めた制御テーブルを格納した記憶手段と、ステッピングモータの回転速度を設定して回転速度指令情報を与える速度設定手段と、上記回転速度設定手段からの速度指令情報に基いて上記記憶手段の制御テーブルから励磁方式を選択し、その選択された励磁方式を上記励磁駆動制御手段に与える励磁モード切換手段と、を有し、上記励磁駆動制御手段は、前記励磁モード切換手段により選択された励磁方式に基く駆動信号をモータ駆動回路に出力して、回転速度に対応した励磁方式でステッピングモータを回転駆動させる機能を備えていることを特徴とするステッピングモータの励磁切換え制御装置。