特許
J-GLOBAL ID:200903095040694761

動き補償演算装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241059
公開番号(公開出願番号):特開平6-096209
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明の目的は、簡易な演算器の構成とし、かつパイプラインに乱れが生じることなく、効率よく画素転送することができる動き補償演算回路を提供することである。【構成】 本発明は、第1のスキャン手段122 と第2のスキャン手段123 と被探索ブロック100 内の画素を選択して送出する選択手段124 とを有する画素選択手段120 と、演算器130 毎に割り当てられたテンプレート110 内の画素を保持する画素保持手段131 と画素保持手段131 の画素と画素選択手段131 によって選択された画素との差分絶対値または、差分自乗値を計算した後、前の演算器から送られてくるL1ノルムまたはL2ノルムの中間値とを加算し、加算値を次の演算器に転送する演算手段132 とを含むm×n個の演算器130 とを有する。
請求項(抜粋):
現フレーム中のm画素×nラインの画素ブロックであるテンプレートと、探索領域内の水平または、垂直方向に1画素づつずれたm画素×nラインの全ての画素ブロック(被探索画素ブロック群)との間で、画素ブロック内の対応する画素の差分絶対値和であるL1ノルムまたは、差分自乗和であるL2ノルムを計算する演算器を含む動き補償演算装置において、前フレーム中の画素を保持するメモリと、該メモリから前フレーム中の(am-1)画素×bラインの探索領域をm画素×bラインの領域に分割して得られるa個の領域(右端の領域はm-1画素×bライン)のうち、左端の領域の一番上のラインの左端の画素から1画素づつ読み出し、m画素読み出すと、隣の領域から1画素づつ読み出すことを開始し、m-1画素読み出すまで続けると同時に、左端の領域内でも1ライン下に移り左端の画素から1画素づつ読み出すことを開始し、m画素読み出す、即ち、同時に2画素読み出すことを左端の領域内のm×b画素とその隣の領域内の(m-1)×b画素を読み出し終えるまで続け、第1回目のスキャン終了後、第1回目のスキャンにおいて、(m-1)×b画素を読み出した領域の一番上のラインの左端の画素を開始点として同様の2回目のスキャンを行い、探索領域内全体をスキャンするまで計a-1回のスキャンを繰り返すスキャン手段と、該スキャン手段が行われる間に該メモリから読み出される2画素のうち、個々の該演算器に割り当てられたテンプレート内の画素に対応する被探索ブロック内の画素を選択して該演算器に送出する選択手段とを有する画素分配手段と、該演算器毎に割り当てられた該テンプレート内の画素を保持する画素保持手段と、該画素保持手段に保持している該テンプレート内の画素と、該画素分配手段によって分配された画素との差分絶対値または、差分自乗値を計算した後、前の演算器から送られてくるL1ノルムまたはL2ノルムの中間値とを加算し、加算値を次の演算器に転送する演算手段とを含むm×n個の演算器とを有することを特徴とする動き補償演算装置。
IPC (2件):
G06F 15/70 410 ,  H04N 7/137

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