特許
J-GLOBAL ID:200903095041265805

耐震型離脱防止継ぎ輪

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-019168
公開番号(公開出願番号):特開平11-218276
出願日: 1998年01月30日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】離脱防止機能を持つ継ぎ輪において、離脱防止機能を付与する離脱防止用爪を異常外力に対し容易に破壊されず、しかも作動時には管外周を傷付けるこがなく異常外力に対し無理なく作動させることを課題とする。【解決手段】管体の両側に設けた受口3開口部内面と、該それぞれの受口3に挿入された挿口2外面に介挿したシール材5を圧縮させる押し輪9と、該押し輪9内面に形成された収容溝10に配置された離脱防止用爪11と、前記押し輪9外周面から前記離脱防止用爪11を挿口2外周に押圧する押しボルト16と、前記挿口2外周に形成された突部13と、この突部から受口の開口端側に距離をおいた位置の受口内周に配置されたロックリング15とを有した耐震型離脱防止継ぎ輪において、前記収容溝10の押し輪外側方向の側面10Aとこの側面に向かい合った前記離脱防止用爪体11の側面11Aとの間に挿口管方向に向けテーパ状に広がる空間Sを設けてなる。
請求項(抜粋):
管体の両側に設けた受口開口部内面と、該それぞれの受口に挿入された挿口外面に介挿したシール材を圧縮させる押し輪と、該押し輪内面に形成された収容溝に配置された離脱防止用爪と、前記押し輪外周面から前記離脱防止用爪を挿口外周に押圧する押しボルトと、前記挿口外周に形成された突部と、この突部から受口の開口端側に距離をおいた位置の受口内周に配置されたロックリングとを有した耐震型離脱防止継ぎ輪において、前記収容溝の押し輪外側方向の側面とこの側面に向かい合った前記離脱防止用爪体の側面との間に挿口管方向に向けテーパ状に広がる空間を設け、前記離脱防止用爪の離脱防止力を上回る抜け出し力が発生して継手が伸びたとき、挿口と共に移動し前記収容溝側面と接触した前記離脱防止用爪が前記テーパ角だけ受口側に傾斜し、前記離脱防止用爪の受口側縁を挿口外面に食い込ませることにより、前記挿口突部がロックリングに掛かり合うまで抜け出し抵抗力を発生するようにしたことを特徴とする耐震型離脱防止継ぎ輪。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭53-129322
  • 特開昭53-129322
  • 特開昭53-129322

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