特許
J-GLOBAL ID:200903095052281446

道路トンネルの換気所設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-296581
公開番号(公開出願番号):特開平11-132000
出願日: 1997年10月29日
公開日(公表日): 1999年05月18日
要約:
【要約】【課題】換気空気の除塵手段として電気集じん機を採用する道路トンネルの換気所設備を対象に、安価な土木費用で非常時(トンネル本坑での火災発生など)に対応した排煙用の風路が確保できるようにする。【解決手段】トンネルの本坑1から吸い込んだ換気空気の除塵手段として換気風路3にダンパ9cを内蔵した電気集じん機9を据付けるとともに、該集じん機と換気風路との間の残余スペースを利用してここに排煙ダンパ13を並置配備し、常時は排煙ダンパを閉じた状態で電気集じん機を運転し、トンネル内に火災が発生した非常時には電気集じん機を運転停止してそのダンパを閉じるとともに、排煙ダンパを開放し、該排煙ダンパを通じてトンネル内に充満している煙を後段の送風機,換気塔を通じてトンネル外に排煙するようにする。これにより、換気風路と別に電気集じん機を迂回する専用の排煙風路の掘削工事が必要なくなって土木工事費の節減化が図れる。
請求項(抜粋):
トンネル本坑から分岐してトンネル外の大気側に通じる換気風路に除じん手段,換気用送風機を備え、トンネル本坑から吸い込んだ空気を除じんして大気中に放流する道路トンネルの換気所設備において、前記除じん手段として換気風路にダンパ機能付きの電気集じん機を据付けるとともに、電気集じん機と並置して換気風路内に排煙ダンパを設け、常時は排煙ダンパを閉じた状態で電気集じん機を運転し、トンネル内に火災が発生した非常時には電気集じん機を運転停止してそのダンパを閉じるとともに、排煙ダンパを開放し、該排煙ダンパを通じてトンネル内に充満している煙をトンネル外に排煙するようにしたことを特徴とする道路トンネルの換気所設備。
IPC (4件):
E21F 1/00 ,  B03C 3/02 ,  B03C 3/36 ,  F24F 7/06
FI (4件):
E21F 1/00 Z ,  B03C 3/02 Z ,  B03C 3/36 Z ,  F24F 7/06 F

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