特許
J-GLOBAL ID:200903095052447867

化学パルプの酵素処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-047119
公開番号(公開出願番号):特開平8-246368
出願日: 1995年03月07日
公開日(公表日): 1996年09月24日
要約:
【要約】【目的】化学パルプの酵素処理において、非塩素漂白の前処理とセルロースの改質を同時に行い、叩解性が改善されてベッセルピックの発生しない非塩素漂白パルプを提供することである。【構成】未漂白或いは酸素漂白後のパルプに対してCMC分解活性/キシラナーゼ活性が1/5〜1/500の比率である1種又は2種以上の酵素の混合物による処理、又は該酵素とキレート剤による処理、又は該酵素とキレート剤と界面活性剤による処理を行った後に漂白し、叩解する。【効果】本発明の方法は、脱リグニンを進めるだけでなく、叩解性が促進しベッセルピックも改善される。更に収率の低下及び粘度の低下、引裂強度等の低下を防止するだけでなく、平滑性、裂断長、内部結合の向上する傾向にある。尚、この方法により漂白薬品の添加量が少なく済むだけでなく、漂白排水のAOX、COD、色度の低減効果がある。
請求項(抜粋):
化学パルプの酵素処理において、未漂白或いは酸素漂白後のパルプを1種又は2種以上の酵素を混合してCMC分解活性/キシラナーゼ活性が1/5〜1/500の比率に調整した酵素で処理し、次いで漂白し、叩解することを特徴とする化学パルプの酵素処理方法。
IPC (3件):
D21C 9/10 ,  C12N 9/24 ,  C12N 9/42
FI (3件):
D21C 9/10 A ,  C12N 9/24 ,  C12N 9/42

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