特許
J-GLOBAL ID:200903095059206245

鋼部品のショットピーニング処理法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植木 久一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-327843
公開番号(公開出願番号):特開平7-178668
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月18日
要約:
【要約】【目的】 これまで以上に高い圧縮残留応力を達成して鋼部品の疲労強度を格段と向上させ、しかも表面粗さの小さい鋼部品を得る為のショットピーニング処理法を提供する。【構成】 表面硬化熱処理を施した鋼部品に対し、ショット粒硬さ:HRC:50以上、ショット粒径:0.20〜1.0mmの条件で一段目のショットピーニング処理を施した後、更に条件を厳密に規定した二段目のショットピーニング処理を施す。
請求項(抜粋):
表面硬化熱処理を施した鋼部品に対し、HRC50以上のショット粒子を用いて二段階のショットピーニング処理を行うこととし、一段目のショットピーニング処理を、ショット粒径:0.20〜1.0mmのショット粒子を用い、二段階のショットピーニング処理は、下記(1)式によって求められる最適アークハイト値σOPTIMUM に基づき、ショット粒径:0.03〜0.45mm(但し、一段目のショット粒径よりも小さいもの)の範囲内で、下記(2)式を満足する様なショット粒径および投射時間を算出し、算出された値の中から任意の条件を設定して二段目のショットピーニング処理を行なうことを特徴とする鋼部品のショットピーニング処理法。 最適アークハイト値σOPTIMUM (mmA ) =K1 ・(熱処理ままでの表層部硬さHv)a ±0.05 ...(1) (但し、K1 =9.0×1014,a=-5.501) 最適アークハイト値σOPTIMUM (mmA ) =K2 ・(ショット粒径:μm)b ・(投射時間:秒)c ...(2) (但し、K2 =2.8×10-3,b=0.723,c=0.177)

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