特許
J-GLOBAL ID:200903095060092024

カムシャフトの給油構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-011574
公開番号(公開出願番号):特開2000-213323
出願日: 1999年01月20日
公開日(公表日): 2000年08月02日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関のカムシャフトの重量増大を抑制しつつ、内燃機関の駆動騒音を低減する給油構造の提供。【解決手段】 排気カムシャフト28は、軸方向において内部に中空部(給油経路104)を有しない中実領域と内部に中空部(給油経路104)を有する中空領域とが設けられている。この内の中実領域に高圧燃料ポンプを駆動するポンプカム52が設けられている。このため、ポンプカム52から伝達される騒音は、高剛性の中実領域により排気カムシャフト28の他の部分への伝達が抑制される。この結果、騒音放射源が拡大せずエンジンの駆動騒音を低減することができる。また、このように排気カムシャフト28はすべてが中実でなく、ポンプカム52が設けられている領域を中実領域とし他は中空領域としているので、排気カムシャフト28の重量増加を抑制することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関の3気筒以上の吸気バルブあるいは排気バルブの一方または両方を開閉駆動するバルブカムを有し、シリンダヘッド上にジャーナル軸受により回転可能に支持されるカムシャフトの給油構造であって、前記カムシャフトは軸方向において内部に中空部を有しない中実領域と内部に中空部を有する中空領域とが設けられ、前記中実領域には、2つの気筒に対応してそれぞれ設けられたジャーナル軸受間に位置して、吸気バルブおよび排気バルブとは別の機構を駆動する駆動部材が設けられるとともに、前記中実領域に対応するジャーナル軸受には前記シリンダヘッド側から潤滑油が供給され、前記中空領域に対応するジャーナル軸受には前記中空部側から潤滑油が供給されることを特徴とするカムシャフトの給油構造。
IPC (2件):
F01M 9/10 ,  F02F 1/24
FI (2件):
F01M 9/10 K ,  F02F 1/24 G
Fターム (22件):
3G013AA05 ,  3G013AA06 ,  3G013AA07 ,  3G013BA02 ,  3G013BB14 ,  3G013BC14 ,  3G013BC20 ,  3G013BD14 ,  3G013BD38 ,  3G024AA05 ,  3G024AA18 ,  3G024BA23 ,  3G024DA01 ,  3G024DA03 ,  3G024DA06 ,  3G024DA09 ,  3G024DA10 ,  3G024DA18 ,  3G024FA07 ,  3G024FA13 ,  3G024FA14 ,  3G024GA11

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