特許
J-GLOBAL ID:200903095062860797

分散処理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-285955
公開番号(公開出願番号):特開平7-121492
出願日: 1993年10月20日
公開日(公表日): 1995年05月12日
要約:
【要約】【目的】 分散処理システムにおいて、それぞれの処理装置における受信バッファ満杯によるデータ欠損と送信時における過剰送信を防止し、システムの信頼性、保守性を向上させることにある。【構成】 受信及び送信の各バッファを有する複数の処理装置に再送バッファを設け、受信バッファ使用量が特定の値に達した該処理装置では、その使用量が特定の値以下になるまで、受信メッセージを廃棄し、また、送信元処理装置側では、該検出元処理装置から指定の一定時間が経過するか、或は、受信バッファ使用量が特定の値以下になったことが通知されるまで、送信済みメッセージを再送バッファに保存し、該通知または該一定時間経過時の何れかで、前記再送バッファ内メッセージを再送する。また、過剰送信検出処理手段を設け、メッセージ送信要求時、過剰送信を発生せしめているプログラムを異常とし、この異常を異常メッセージとして共通伝送路に送出する。
請求項(抜粋):
共通伝送路に接続され、受信バッファ及び送信バッファを有する複数の処理装置によって一連の処理を分散して処理する分散処理システムにおいて、それぞれの処理装置に送信済みメッセージを再送メッセージとして保存する再送用バッファと、該再送用バッファに送信済みメッセージを保存する保存手段を設け、受信バッファ使用量が特定の値に達したとき、当該受信バッファを有する処理装置は、各処理装置に対して保存開始要求を出力し、受信バッファ使用量が特定の値以下になったとき、保存終了要求を出力し、各処理装置ではこの保存期間内に送信済みとなった前記再送用バッファ内メッセージを再送することを特徴とする分散処理システム。
IPC (2件):
G06F 15/163 ,  H04L 12/40
FI (2件):
G06F 15/16 310 V ,  H04L 11/00 320

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