特許
J-GLOBAL ID:200903095068599233

撮影用熱現像カラー写真感光材料用処理部材及びこれを用いた画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-178566
公開番号(公開出願番号):特開2001-005155
出願日: 1999年06月24日
公開日(公表日): 2001年01月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 撮影用熱現像カラー写真感光材料を用いて高コントラストで画像欠陥の少ない画像を得ることが出来る画像形成方法の提供。【解決手段】 支持体上に、感光性ハロゲン化銀、下記一般式(1)などで示される現像主薬、その酸化体とのカップリングにより非拡散性色素を形成する化合物、バインダーよりなる写真構成層を有する撮影用熱現像カラー写真感光材料と、感光材料用処理部材とを、露光後、水の存在下で貼り合わせ加熱することで、感光材料中にカラー画像を形成させる画像形成方法において、水に難溶な金属化合物及びそれを構成する金属イオンと錯形成可能な錯化剤が、感光材料及び感光材料用処理部材に含有され、かつ以下の関係が満たされていることを特徴とする方法。pKamax-pHs≦1.0pHs≦10.5(ここで,pKamaxは錯化剤の最も高いpKa値を表し、pHsは錯化剤を含む撮影用熱現像カラー感光材料の膜面pHを表す。)
請求項(抜粋):
支持体上に、感光性ハロゲン化銀、下記一般式(1)〜(5)で示される現像主薬、現像主薬の酸化体とのカップリング反応によって非拡散性色素を形成する化合物、バインダーよりなる写真構成層を有する撮影用熱現像カラー写真感光材料と、撮影用熱現像カラー写真感光材料用処理部材とを、該熱現像カラー写真感光材料の露光後、水を存在させた状態で貼り合わせて加熱することにより、該熱現像カラー写真感光材料中にカラー画像を形成させる画像形成方法において、水に難溶な金属化合物及び該金属化合物を構成する金属イオンと水の存在下で錯形成可能な錯化剤が、該撮影用熱現像カラー写真感光材料及び該撮影用熱現像カラー写真感光材料用処理部材の少なくとも一方に含有され、かつ以下の関係が満たされていることを特徴とする画像形成方法。pKamax-pHs≦1.0pHs≦10.5(ここで、pKamaxは錯化剤の最も高いpKa値を表し、pHsは該錯化剤を含む撮影用熱現像カラー写真感光材料又は撮影用熱現像カラー写真感光材料用処理部材の膜面pHを表す。)【化1】(式中、Yはヒドロキシル基、-N(Ra)(Rb)基を表し、R1〜R4は各々水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アリール基、アルキルカルボンアミド基、アリールカルボンアミド基、アルキルスルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルチオ基、アリーリチオ基、アルキルカルバモイル基、アリールカルバモイル基、カルバモイル基、アルキルスルファモイル基、アリールスルファモイル基、スルファモイル基、シアノ基、アルキルスルフォニル基、アリールスルフォニル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、アルキルカルボニル基、アリールカルボニル基、又はアシルオキシ基を表し、R5は置換又は無置換の、アルキル基、アリール基、又は複素環基を表す。Zは芳香環(複素芳香環も含む)を形成する原子群を表し、Zがベンゼン環である場合、そのハメット定数(σp)の合計値は1以上である。R6は置換又は無置換のアルキル基を表す。Xは酸素原子、硫黄原子、セレン原子またはアルキル置換もしくはアリール置換の3級窒素原子を表す。R7、R8、R9、R10は水素原子または置換基を表し、R7、R8、R9、R10が互いに結合して2重結合または環を形成してもよい。)
IPC (5件):
G03C 7/46 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/00 510 ,  G03C 7/392 ,  G03C 7/407
FI (5件):
G03C 7/46 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/00 510 ,  G03C 7/392 Z ,  G03C 7/407
Fターム (13件):
2H016AC00 ,  2H016BA00 ,  2H016BC00 ,  2H016BD00 ,  2H016BK00 ,  2H023AA00 ,  2H023AA02 ,  2H023CB06 ,  2H023CD00 ,  2H023CD06 ,  2H023CD10 ,  2H023DB00 ,  2H023HA07

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