特許
J-GLOBAL ID:200903095068716078

形状記憶合金コイルばね、その製造方法およびそれを用いた温水混合調節弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-286657
公開番号(公開出願番号):特開平7-138682
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 Ms≦70°C,Mf≧10°C,Ms-Mf≧15°C以上のNiTi形状記憶合金のコイルばね、その製造方法、それを組み込んだ温水混合調節弁を提供する。【構成】 このコイルばねは、Ni:55.0〜56.0重量%,残部がTiまたはNiPTiの一部をCo,Fe,V,Cr,Mn,Alで0.05〜2.0重量%置換したNiTi合金に、減面率30%で冷間加工したのち、400〜480°Cで形状記憶処理して製造される。また、温水混合調節弁は、筒体1の内部に、高温室A1 に配置されたバイアスばね2,混合室A2 (空洞部3a)を有するスプロール弁3,温感室A3 に上記したコイルばね4を配置し、スプロール弁3の周縁鍔部3d,3eで筒体1に形成されている高温水口1bと低温水口1cの広さを調節して、吐水口1aにおける吐水温度を制御する。
請求項(抜粋):
Ni:55.0〜56.0重量%,残部がTiおよび不可避的不純物から成る組成、または、前記NiもしくはTiの一部をCo,Fe,V,Cr,Mn,Alの群から選ばれる少なくとも1種の金属で0.05〜2.0重量%置換して成る組成を有し、かつ、冷却時の変態開始温度(Ms°C)と、冷却時の変態終了温度(Mf°C)との間には、Ms≦70°C,Mf≧10°C,Ms-Mf≧15°Cの関係を有するNiTi形状記憶合金から成ることを特徴とする形状記憶合金コイルばね。
IPC (4件):
C22C 19/03 ,  C22F 1/10 ,  F16F 1/02 ,  C22K 1:00
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開昭59-185766
  • 特開昭62-170443
  • 特開平4-194474
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