特許
J-GLOBAL ID:200903095073407091

インク滴噴射方法およびその装置並びに記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-144666
公開番号(公開出願番号):特開2001-088293
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年04月03日
要約:
【要約】【課題】 20pl以下の小液滴を噴射するインク滴噴射方法および装置並びに記憶媒体において、無噴射状態でノズルが空気にさらされた場合でも、駆動電圧を変更することなく、着弾位置のずれが無く、良好な印字品質を低コストで得る。【解決手段】 非噴射駆動波形10は、インクメニスカスをノズルから突出させるための駆動パルス信号Aと該インクメニスカスをノズル内に引き込むための駆動パルス信号Bとからなり、駆動パルス信号Aと駆動パルス信号Bのどちらも波高値(電圧値)はE(V)(例えば20(V))である。ノズルがしばらく非噴射の状態で空気中にさらされた後の、最初の噴射の直前に、上記非噴射駆動波形にて少なくとも1回以上インクメニスカスを振動させることで、ノズル付近で局部的に粘度が増加したインクを拡散し、次にインクを噴射するときには正常時と変わらない状態を得て、インクの噴射速度の低下とインク液滴体積の減少を抑える。
請求項(抜粋):
インクを噴射するノズルと、該ノズルに連通しインクが充填されるインク流路と、前記インク流路の容積を増減させて該インク流路内に圧力波を発生させるアクチュエータと、所定周期ごとに出力される印字クロックに同期して噴射パルス信号を前記アクチュエータに印加する制御装置とを備え、前記噴射パルス信号に応答して前記アクチュエータを駆動し前記ノズルからインク滴を噴射させるインク滴噴射方法において、前記噴射パルス信号が連続して所定の印字クロック数の間発生しないことを検出したとき、インクを前記ノズルから飛び出させるように前記アクチュエータを駆動する第1の駆動パルス信号と、該第1の駆動パルス信号により前記インクが前記ノズルから離れる前のタイミングで、前記インク流路の容積を増加させる方向に前記アクチュエータを駆動して前記飛び出しているインクの全部を前記インク流路側へ引き込む第2の駆動パルス信号とからなる非噴射パルス信号の組を少なくとも1回以上印加することを特徴とするインク滴噴射方法。
IPC (2件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055
Fターム (14件):
2C057AF23 ,  2C057AF30 ,  2C057AG02 ,  2C057AG12 ,  2C057AG32 ,  2C057AL03 ,  2C057AL40 ,  2C057AM03 ,  2C057AM18 ,  2C057AM21 ,  2C057AR07 ,  2C057AR08 ,  2C057BA03 ,  2C057BA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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