特許
J-GLOBAL ID:200903095074748712

水冷式エンジンの冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 栄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-247889
公開番号(公開出願番号):特開平10-103203
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 自動車エンジンの冷間始動時にスロットルボディーの氷結を防止して、燃焼効率・暖房性の向上を図る。【解決手段】 シリンダーヘッド1の冷却水出口側に水温調節装置4を装設し、その出口からスロットルボディー5とヒーターコーア6への第1冷却水供給ライン7及びラジエーター8へ連結される第2冷却水供給ライン9を設ける。さらに、排気ライン16に排気ガス流れ調節装置20及び同調節装置からのバイパスライン21、同バイパスライン上にゾレノイド弁23を設ける。前記第1水温供給ラインに加熱装置13を配置し、水温調節装置へ流入する水温を感知する水温感知センサ22からの信号により前記排気ガス調節装置を切換え、かつゾレノイド弁を開いて、排気バイパスラインから排気を前記の加熱装置へ導くことにより、エンジンの冷間始動時であっても冷却水がより速やかに適正温度に上昇するよう制御することを特徴とする。
請求項(抜粋):
シリンダーヘッドのウォータージャケットの入口側にはウォーターポンプが、出口側にはサーモスタットが装着された水温調節装置を装着し、前記水温調節装置にはスロットルボディーとヒーターコーアで冷却水を供給する第1冷却水供給ラインとラジーエーターと連結される第2冷却水供給ラインを設置し、前記ウォーターポンプの第1冷却水回収ラインと第2冷却水回収ラインはスロットルボディーとヒーターコーアに連結し、第3冷却水回収ラインはラジエータに連結され、前記シリンダーヘッドの吸気マニホールド反対側に装着された排気マニホールドの排気ラインに触媒装置と消音機を装設する水冷式エンジンの冷却装置において、前記水温調節装置に流入される冷却水の水温を感知して制御ユニットに信号を送る水温感知センサーと;前記第1冷却水供給ライン上に連結されスロットルボディーとヒーターコーアで冷却水を供給する第1排出ラインと第2排出ラインが設けられる第1ハウジングと;前記排出ラインに装着され排出ガスの流れを転換する転換弁が装着された排気ガス流れ調節装置と;前記排気ガス流れ調節装置に連結されたバイパスラインに装設されECUにより開閉作動が制御されるゾレノイド弁と;前記バイパスラインが連結される流入口と排気ラインに排気ガスを排出させる排出ラインが連結される排出口が形成され前記第1ハウジングの間に排気通路が形成されるように第1ハウジングを覆いがぶせている第2ハウジングと;及び前記第1ハウジングを通過する冷却水を第2ハウジングを通過する排気ガスで加熱するようにする加熱装置と;で構成された冷間時同時冷却水を排気ガスの熱源で加熱する事を特徴とする水冷式エンジンの冷却装置。
IPC (7件):
F02N 17/06 ,  F01N 5/02 ,  F01P 3/20 ,  F01P 7/16 502 ,  F01P 7/16 ,  F02M 15/02 ,  F02N 17/04
FI (9件):
F02N 17/06 C ,  F01N 5/02 G ,  F01P 3/20 E ,  F01P 3/20 F ,  F01P 7/16 502 A ,  F01P 7/16 502 M ,  F02M 15/02 B ,  F02M 15/02 E ,  F02N 17/04 A

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