特許
J-GLOBAL ID:200903095075866530

ダイカスト機の射出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-190690
公開番号(公開出願番号):特開2003-001391
出願日: 2001年06月25日
公開日(公表日): 2003年01月07日
要約:
【要約】【課題】 射出スリーブへの給湯を真空吸引方式にて行う構造において、その真空状態の安定化を図る。【解決手段】 射出スリーブ2の後端に密閉構造の真空チャンバー10を配置して、これを真空源16に接続する。射出スリーブ2に内挿された射出ピストン8が最後退位置Pにある状態で、その後端部8aの外周面を真空チャンバー10側のゴム系のシールパッキン19と圧接させてシール性を確保する。同時に後端部8aを溶湯と直接接触することになるピストン先端面から距離的に離すことにより、シールパッキン19への熱的影響を回避する。
請求項(抜粋):
先端部が金型側のキャビティに連通する水平な射出スリーブと、この射出スリーブの後端部に接続されるとともに下端部が溶湯保持炉内に臨むストークと、上記射出スリーブ内に進退移動可能に挿入された射出ピストンとを備え、上記キャビティおよび射出スリーブ内を真空状態とすることで溶湯保持炉内の溶湯をストークを介して射出スリーブ側に吸引収容した上で、射出ピストンの前進射出動作によりその溶湯をキャビティ内に充填するようにしたダイカスト機の射出装置において、上記射出スリーブの後端側にこれを延長するようにして内径が射出スリーブのそれよりも大径の密閉構造の真空チャンバーを形成するとともに、この真空チャンバーを真空源に接続し、上記射出ピストンの最後退位置においてその射出ピストンの後端部外周面とそれに対応する真空チャンバー側の後壁との間を該後壁側に設けられたシール部材にてシールするようにしたことを特徴とするダイカスト機の射出装置。
IPC (2件):
B22D 17/14 ,  B22D 17/20
FI (2件):
B22D 17/14 ,  B22D 17/20 F
引用特許:
出願人引用 (2件)

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