特許
J-GLOBAL ID:200903095077872279
熱シール性フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-536437
公開番号(公開出願番号):特表平11-506060
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】熱シール性フィルムの少なくとも1方の側を少なくとも約25重量%のアクリロニトリルを含むアクリロニトリル含有コーティングで被覆する。さらに詳細にはフィルムの第1の側が(i)アクリロニトリルのようなニトリル約25〜約85重量%、(ii)アルキルアクリレートまたは1.3ブタジエンより成る群から選択されるモノマー約40〜約75重量%、並びに(iii)エチレン性不飽和カルボン酸またはスルホエチルメタクリレートより成る群から選択されるモノマー約1〜約10重量%を含むポリマーコーティングで被覆され、該コーティングは少なくとも約10°Cの計算ガラス転移温度(Tg)を有する。1つの態様において、フィルムの第2の側は同じかまたは異なるアクリル樹脂コーティング組成物で被覆される。他の態様においては、フィルムの第2の側は金属化される。第1の側のコーティングはそれ自体または第2の側びアクリル樹脂コーティングに対してシール可能である。本発明の特定の態様において、コーティングは球形の粒子、例えば架橋ポリモノアルキルシロキサン、シリカ及び/またはタルクを含む。
請求項(抜粋):
第1の側及び第2の側を有するポリオレフィン基体を含む熱シール性ポリオレフィンフィルムであって、 第1の側がコーティング(a)を有し、そして第2の側がその上に付着された金属またはそれに適用されたコーティング(b)を有し、 コーティング(a)が (i)次式を有するニトリルモノマー約25重量%〜約85重量%:(式中、R1は水素またはメチルである); (ii)1,3-ブタジエン及び次の構造式を有するアルキルアクリレートより成る群から選択される少なくとも1種のモノマー約15〜約75重量%:(式中、R2は水素または炭素原子数1〜4のアルキル基であり、そしてR3は炭素原子数1〜10のアルキル基である);並びに (iii)アルファ若しくはベータエチレン性不飽和カルボン酸またはスルホエチルメタクリレートより成る群から選択される少なくとも1種のモノマー約1〜約10重量%を含み、そして モノマーは、ポリマーコーティングの全重量を基準として、少なくとも約10°Cの計算ガラス転移温度を達成するのに十分な重量%量で結合されており、そして コーティング(b)がアクリル樹脂基材のコーティング組成物を含み、コーティング(a)はそれ自体及びコーティング(b)に約70°C〜約170°Cの温度においてシール性である、前記の熱シール性フィルム。
IPC (2件):
FI (2件):
B32B 27/32 C
, B32B 27/30 A
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