特許
J-GLOBAL ID:200903095090021849

油圧クラッチ式変速機構の遅延リリーフバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松尾 憲一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-098136
公開番号(公開出願番号):特開平6-307543
出願日: 1993年04月23日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】 油圧クラッチ式変速機構の遅延リリーフバルブの性能を向上させる。【構成】 油圧クラッチ式変速機構において、油圧クラッチ接合による発進時に急激な接合による発進を防ぐ遅延リリーフバルブを、リリーフバルブ体(2)と、該リリーフバルブ体(2) を押圧するリリーフバルブバネ(4) と、摺動ピストン(3) と、同摺動ピストン(3) を押圧するピストン戻しバネ(5) により構成し、同摺動ピストン(3) はリリーフバルブ体(2) に設ける軸部(2-2) 外周に摺動自在に嵌装すると共に、同リリーフバルブ体(2) の弁体(2-1) の他側と摺動ピストン(3) との間に油室(A) を構成し、かつ、リリーフバルブ体(2) の一側と油圧ポンプ(P) 側と接続する油路(17)との間に油室(B) を構成し、油室(A) と油室(B) をリリーフバルブ体(2) に介装した絞り孔(11)により連通し、しかも、同リリーフバルブ体(2) には、摺動ピストン(3) がピストン戻しバネ(5) を最大押圧状態近傍位置で油室(A) と油室(B) を連通するバイパス油路(2-3) を設けた。
請求項(抜粋):
油圧クラッチ式変速機構において、油圧クラッチ接合による発進時に急激な接合による発進を防ぐ遅延リリーフバルブを、リリーフバルブ体(2) と、該リリーフバルブ体(2) を押圧するリリーフバルブバネ(4) と、摺動ピストン(3) と、同摺動ピストン(3) を押圧するピストン戻しバネ(5) により構成し、同摺動ピストン(3) はリリーフバルブ体(2) に設ける軸部(2-2) 外周に摺動自在に嵌装すると共に、同リリーフバルブ体(2) の弁体(2-1) の他側と摺動ピストン(3) との間に油室(A) を構成し、かつ、リリーフバルブ体(2) の一側と油圧ポンプ(P) 側と接続する油路(17)との間に油室(B) を構成し、油室(A) と油室(B) をリリーフバルブ体(2) に介装した絞り孔(11)により連通し、しかも、同リリーフバルブ体(2) には、摺動ピストン(3) がピストン戻しバネ(5) を最大押圧状態近傍位置で油室(A) と油室(B) を連通するバイパス油路(2-3) を設けたことを特徴とする油圧クラッチ式変速機構の遅延リリーフバルブ。
IPC (3件):
F16H 63/00 ,  F16D 25/14 ,  F16H 63/12

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