特許
J-GLOBAL ID:200903095094169077

マルチ・プロセッサシステムにおけるタスク管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-132945
公開番号(公開出願番号):特開平5-324593
出願日: 1992年05月26日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 マルチ・プロセッサシステムにおいて、プロセッサに対するタスク分配の最適化を容易にし、また、プロセッサ障害による全タスク停止の防止を行う。【構成】 共通メモリ3上にプログラム格納エリア32とタスク分配テーブル31を有し、各プロセッサ1,2のモニタ11,21はタスク分配テーブル31を参照して該当するタスクプログラムを自メモリ14,24に読み込むと同時にタスク管理テーブル13,23に登録し、各プロセッサ1,2上のスケジューラ12,22はタスク操作時にタスク管理テーブル13,23にて登録の有無をチェックし、未登録の場合はプロセッサ間通信にて他のプロセッサ1,2のスケジューラ12,22へタスク操作要求を出す手段を有する。
請求項(抜粋):
2台以上のプロセッサを有し、各プロセッサがタスクを分担して実行するマルチ・プロセッサシステムにおいて、共通メモリ上にタスク分配テーブルとタスクプログラムを配置し、前記タスク分配テーブルにおいてタスクプログラムには全プロセッサ共通のタスク番号を定義し、各プロセッサは初期プログラムローディング時に前記タスク分配テーブルの自プロセッサ割当分に書かれているタスク番号のタスクプログラムを自メモリに読み込み、前記自プロセッサのスケジューラのタスク管理テーブルにタスク番号とエントリーアドレスを登録し、動作時に第1のプロセッサ上のスケジューラにタスク番号nの状態遷移要求が出された場合に自タスク管理テーブルに登録されているかを判定し、登録済みの場合は自タスク管理テーブルを書換え、未登録の場合はタスク番号nと状態変更要求種別とを記したタスク状態変更要求コマンドをプロセッサ間通信にて発信し、前記タスク管理テーブル変更要求コマンドを受信した第2以降のプロセッサ上のスケジューラはタスク番号nが自タスク管理テーブルに登録されているか否かを判定し、登録済みであれば自タスク管理テーブルを書換え、タスクの状態を変更し未登録の場合は無視することを特徴とするタスク管理方式。
IPC (3件):
G06F 15/16 430 ,  G06F 15/16 470 ,  G06F 9/46 360

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