特許
J-GLOBAL ID:200903095098035873

電流センサ用磁気コアおよびこれを用いた電流センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 峯岸 武司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-227256
公開番号(公開出願番号):特開2009-058451
出願日: 2007年09月03日
公開日(公表日): 2009年03月19日
要約:
【課題】 従来、電流センサに用いる磁気コアの性質は、飽和磁束密度が大きく、かつ、磁性体内に生じる磁束の起磁界の変化に対する線形性の良いことが望まれている。【解決手段】 電流センサ用磁気コア11は、被測定電流線12を囲んで曲げられて、両端部間にエアギャップ13が形成されている。この磁性体11は、線形性は高いが、飽和磁束密度が小さいPC材からなる第1の磁性体11aと、線形性は低いが飽和磁束密度は大きいPB材からなる第2の磁性体11bとが重ね合わされて構成されている。従って、磁気コア11は、第1の磁性体11aが有する線形性の高い特性、および第2の磁性体11bが有する飽和磁束密度が大きい特性を呈するようになる。このため、線形性が高く、しかも飽和磁束密度が高い電流センサ用磁気コア11およびこれを用いた電流センサ10が提供される。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
被測定電流線を囲んで曲げられて両端部間にエアギャップが形成された磁性体から構成される電流センサ用磁気コアにおいて、 前記磁性体は、前記被測定電流線を流れる電流が起こす起磁界によって前記磁性体内に生じる磁束の、前記起磁界の変化に対する線形性は高いが、前記起磁界によって前記磁性体内に生じる磁束の、前記起磁界の増加に対する飽和値が小さい第1の磁性体と、前記線形性は低いが前記飽和値は大きい第2の磁性体とが少なくとも重ね合わされて構成されていることを特徴とする電流センサ用磁気コア。
IPC (1件):
G01R 15/20
FI (1件):
G01R15/02 B
Fターム (3件):
2G025AA00 ,  2G025AB02 ,  2G025AC01
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 集積電流センサ
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2004-537636   出願人:アレグロ・マイクロシステムズ・インコーポレーテッド
審査官引用 (9件)
  • 特開平3-170873
  • 特開平3-210721
  • 特開平3-150815
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