特許
J-GLOBAL ID:200903095098153876

布基礎の施工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 数彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-262766
公開番号(公開出願番号):特開平11-081335
出願日: 1997年09月10日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 高断熱で外観の良好なコンクリート基礎を低コストで施工できる布基礎の施工方法を提供する。【解決手段】 コンクリート(C)の打設空間を開けて左右両側に配列される発泡樹脂パネル(1)と、これらを上下に連結するジョイナーと、左右のジョイナー同士を連結するセパレータとを備えた埋込み式コンクリート型枠を使用する。ジョイナーとしては、最下段のパネル(1)の下端部を包持するベース部材(2)と、下段のパネル(1)の上端部および上段のパネル(1)の下端部をそれぞれ包持する接続部材(3)と、最上段のパネル(1)の上端部を包持するキャップ部材(4)とを使用し、左右の接続部材(3)同士およびキャップ部材(4)同士を両端部に連結部(5A)、(6A)が形成されたセパレータ(5)、(6)を介して連結する。そして、コンクリート(C)の打設後、仕上げ工程として、コンクリート基礎の外壁側の発泡樹脂パネルの表面にラスを張設してモルタルを吹付け塗装する。
請求項(抜粋):
コンクリートの打設空間を開けてその左右両側に配列される複数の発泡樹脂パネルと、各発泡樹脂パネルを上下に連結するジョイナーと、左右のジョイナー同士を連結するセパレータとを備えた埋込み式コンクリート型枠を使用して布基礎を構築する施工方法であって、発泡樹脂パネルを上下に連結する発泡樹脂パネルの連結工程と、左右のジョイナー同士を連結するジョイナーの連結工程と、コンクリートの打設工程と、仕上げ工程とを有し、発泡樹脂パネルの連結工程では、U字状断面のチャンネル状に成形され且つフーチング上に固定されて最下段の発泡樹脂パネルの下端部を包持するベース部材と、H字状断面のチャンネル状に成形され且つ下段の発泡樹脂パネルの上端部および上段の発泡樹脂パネルの下端部をそれぞれ包持する接続部材と、逆U字状断面のチャンネル状に成形され且つ最上段の発泡樹脂パネルの上端部を包持するキャップ部材とをジョイナーとして使用することにより、発泡樹脂パネルを上下に連結し、ジョイナーの連結工程では、前記セパレータの両端部に形成された連結部を前記接続部材およびキャップ部材の長手方向に沿って配列された複数の係止孔に挿入することにより、左右の接続部材同士およびキャップ部材同士を連結し、コンクリートの打設工程では、左右に配列された各発泡樹脂パネルの間のコンクリート打設空間にコンクリートを打込んで外壁面および内壁面が発泡樹脂パネルに覆われた布基礎を構築し、仕上げ工程では、外壁側の発泡樹脂パネルの表面にラスを張設してモルタルを吹付け塗装することを特徴とする布基礎の施工方法。
IPC (3件):
E02D 27/01 ,  E04B 1/80 ,  E04B 2/86
FI (6件):
E02D 27/01 D ,  E04B 1/80 Y ,  E04B 2/86 601 D ,  E04B 2/86 601 J ,  E04B 2/86 611 K ,  E04B 2/86 611 N

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