特許
J-GLOBAL ID:200903095102562700

口腔内での骨切断用の往復ノコギリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 蔦田 璋子 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-517947
公開番号(公開出願番号):特表2003-507117
出願日: 1999年11月29日
公開日(公表日): 2003年02月25日
要約:
【要約】口腔内手術用、特にはあご骨の角部を切除するための往復ノコギリが、取っ手(1)と、取っ手(1)から延びる首部(2)と、首部(2)の先端部に連結されるヘッドケース(3)とからなる。取っ手(1)の内部にはモータ(4)を取り付け、ヘッドケース(3)の内部には、首部(2)に対して90度前後の角度を有するようにスライダーシャフト(5)を取り付ける。このスライダーシャフト(5)には、直線往復運動できるようにスライダー(6)を装着する。このスライダー(6)は、モータ(4)の回転動力をスライダーの直線往復運動に変換して伝達するための駆動連結装置(7)でもって、モータ(4)に連結される。ここで、スライダー(6)に装着したノコギリ(8)及びヤスリ(9)による骨切断の方向が、取っ手(1)の接近方向に対して90度前後の角度をなす。したがって、あご骨の角を切除する手術その他の口腔内の骨の手術の際、狭い空間での操作が容易であって広い視野を確保できるため、作業効率が際だって優れる。また、あごの角の上方の切り取り部のように、従来のノコギリでは接近が困難であった個所にも容易に接近して切除を行うことができる。
請求項(抜粋):
取っ手(1)と、取っ手(1)から延びる首部(2)と、首部(2)の先端部に結合されるヘッドケース(3)とからなり、取っ手(1)内部にモータ(4)が装着され、ヘッドケース(3)内部にはスライダーシャフト(6)に対して約90度の角度を有するスライダーシャフト(5)が装着され、このスライダーシャフト(5)に沿って直線往復運動するスライダー(6)が装着され、このスライダー(6)とモータ(4)とが、モータ(4)の回転動力をスライダー(6)の直線往復運動に変換して伝達する駆動連結装置(7)によって連結され、これにより、スライダー(6)に取り付けられたノコギリ部材(8)やヤスリ部材(9)による骨の切断方向が、取っ手(1)を接近させる方向に対して約90度の角度をなす、口腔内での骨切断用の往復ノコギリ。
IPC (2件):
A61B 17/14 ,  B23D 49/16
FI (2件):
A61B 17/14 ,  B23D 49/16
Fターム (2件):
3C040LL18 ,  4C060LL01
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭50-096083
  • 特開平2-232117
  • 特開昭55-058188

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