特許
J-GLOBAL ID:200903095103173988

ディジタル放送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-127273
公開番号(公開出願番号):特開平9-312627
出願日: 1996年05月22日
公開日(公表日): 1997年12月02日
要約:
【要約】【課題】 各キャリアが差動位相変調されたOFDM方式を用いるディジタル音声放送に対応の受信機において、比較的大きな信号周波数の誤差に対してもこれを正しく検出して自動的に補正する装置を提供する。【解決手段】 放送波受信信号のエンベロープ検出に基づく同期信号検出器8により伝送フレームへの同期を行い、位相誤差検出器12により周波数誤差検出して周波数同調を行う。また、第1の周波数誤差検出器19によりほぼキャリア間隔単位の周波数誤差検出を、第2の周波数誤差検出器20により位相誤差検出に起因する誤引き込み周波数誤差の検出をすることで、周波数制御範囲を拡大する。また、以上の動作を制御装置21にて適切に制御して同期、周波数同調の各動作を確実に行う。
請求項(抜粋):
各キャリアが差動位相変調された直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式を用いるデジタル放送に対応し、放送波受信信号のエンベロープ検出に基づく同期信号検出器と、放送波受信信号の各伝送シンボルに対して一括して各キャリアの位相検出を行うDFT処理手段と、時間的に隣り合う伝送シンボルの各キャリア毎の位相変化に基づく差動復調器と、この差動復調器出力データに対する位相誤差検出器と、各伝送フレーム毎に送信され各キャリアの位相基準を与える固定パターンシンボル(位相基準シンボル)の復調データの処理に基づきほぼキャリア間隔単位の周波数誤差検出を行う第1の周波数誤差検出器と、ほぼキャリア間隔以内の周波数誤差検出を行う第2の周波数誤差検出器と、前記同期信号検出器、位相誤差検出器、第1の周波数誤差検出器および第2の周波数誤差検出器の出力が各々接続される制御装置を備えるとともに、この制御装置が前記同期検出器出力に基づくタイミング同期が確立した段階において、前記位相誤差検出器の出力と第1の周波数誤差検出器の出力とに基づく周波数同調制御を行い、この周波数同調制御が完了した段階において、前記第2の周波数誤差検出器の出力に基づく周波数同調制御を行うよう構成したことを特徴とするディジタル放送受信機。
IPC (2件):
H04J 11/00 ,  H04L 27/22
FI (2件):
H04J 11/00 Z ,  H04L 27/22 Z

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