特許
J-GLOBAL ID:200903095117518538

スクロール式ギア比選択制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-235713
公開番号(公開出願番号):特開平6-221418
出願日: 1993年08月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】シフト方向への許容ギア比のスクロール表示の要求と、表示比から選択されたギア比への直接シフトの要求を可能にすること。【構成】最低ギア比群を備えるギヤ変速機12と、現在の連結ギア比からシフトを選択する手動シフト選択レバー1と、変速機入力軸回転速度、車両速度及びシフト選択レバーの作動を表す入力を受取り、非手動制御式オペレータ及びディスプレイへ指令信号を送る中央処理装置38とを備えて、現在の連結比から直接的にシフトするようにオペレータが選択した変速機ギア比を決定するようにした半自動ギア変速装置10を制御する。このために、シフト選択レバーがある変位方向に保持されることに応答して変速機が現在の連結比に留まるようにし、またその変位方向に許容連結比をスクロールできるように表示し、さらにシフト選択レバーの解放時に現在の連結比から現在の表示比への直接的なシフトを実行する。
請求項(抜粋):
停止からの始動操作に適した最低ギア比群(第1〜第5)を備えた多速度チェンジギヤ機械式変速機(12)と、現在の連結ギア比からのアップシフトを選択するために中央位置から第1方向へ、またダウンシフトを選択するために前記中央位置から第2方向へ移動可能な手動操作式シフト選択レバー(1)と、変速機入力軸回転速度、車両速度及び前記シフト選択レバーの作動を表す入力を受け取り、それらを所定の論理規則に従って処理することによって、現在許容される連結ギア比を決定して変速機オペレータ(34)を含む非手動制御式オペレータ及び前記ディスプレイへコマンド出力信号を送る中央処理装置(38)と、を備え、この処理装置は、前記手動シフト選択レバーの作動を、それの移動方向及び前記レバーが第1所定時間内に前記中央位置から変位した回数を含めて感知して、第1作動モードでは、前記シフト選択レバーが中央位置からある方向へ行う変位の各反復が、オペレータが前記方向でさらに次に続く1つの比の変更を選択することを表していると仮定することによって、現在の連結比から直接的にシフトするようにオペレータが選択した変速機ギア比を決定するようにした半自動機械式チェンジギヤ変速装置(10)を制御する方法であって、前記シフト選択レバーが前記中央位置から前記第1及び第2方向のうちの一方へ第2所定時間以上に渡って変位している時、スクロール作動モードでの作動を自動的に選択し、前記スクロール作動モードでの作動は、(i) 前記変速機を初期連結比に保持し、(ii)前記シフト選択レバーが前記第1及び第2変位方向のうちの一方への変位を継続している間、前記一方の方向の最も遠い許容連結比までスクロールしてそれを継続的に表示するまで、前記第1及び第2方向のうちの一方の方向で次に続く変位比を前記ディスプレイに所定ドウェル時間に渡って繰り返し表示させ、(iii) 選択レバーが中央位置へ戻ってその位置に留まった時、初期連結比から表示比へ直接的にシフトさせることを特徴とする方法。
IPC (5件):
F16H 61/00 ,  F16H 63/42 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:44

前のページに戻る