特許

J-GLOBAL ID：200903095131892752

厚み縦振動圧電磁器トランスとその駆動方法および製造方法

発明者： 上原 兼雄 ,  井上 武志 ,  岩本 明夫
出願人/特許権者： 日本電気株式会社
代理人 (1件)： 京本 直樹 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-033826
公開番号（公開出願番号）：特開平5-235433
出願日： 1992年02月21日
公開日（公表日）： 1993年09月10日
要約：

【要約】【目的】 本発明は高周波帯で動作可能な圧電トランス、特に小型化,低ノイズ化が要求されるオンボード電源用圧電トランスを目的としたものである。【構成】 本発明に基づく圧電トランスは、図1に示す如く、複数の内部電極層14、15と圧電磁器層111、112、113、114、115が交互に積層され、内部電極層14,15を介して隣接する圧電磁器層111、112は互いに逆向きに分極されている積層体である。外部電極は複数の低インピーダンス部16のと高インピーダンス部17からなり、該低インピーダンス部16と高インピーダンス部17の間に溝18,19を形成し複数の圧電トランス11,12,13を構成している。本発明の圧電トランスは、数MHz以上の高周波帯において広帯域で使用することが出来、かつ、小型で高効率であるという特徴があり電源の小型化に著しく寄与することができる。

請求項（抜粋）：

複数の内部電極層と圧電磁器層が交互に積層され、内部電極層を介して隣接する圧電磁器層は互いに逆向きに分極されている積層体であって、低インピーダンス部と高インピーダンス部とを備えた厚み縦振動圧電磁器トランスにおいて、該積層体内の低インピーダンス部及び、高インピーダンス部のそれぞれに、積層方向に空孔が形成され、低インピーダンス部と高インピーダンス部がそれぞれ複数形成されていることを特徴とする厚み縦振動圧電磁器トランス。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭63-004142
  
• 特公昭59-016603