特許
J-GLOBAL ID:200903095152025013

電磁超音波検査装置及び電磁超音波検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 半田 昌男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-095084
公開番号(公開出願番号):特開平9-281088
出願日: 1996年04月17日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 被検体中の欠陥部から得られる超音波信号を高いSN比で検出することができる電磁超音波検査装置及び電磁超音波検査方法を提供する。【解決手段】 マグネット11の下の平面状コイル12は、マグネットと共に並進移動できる他、被検体13に平行な平面内で任意の角度だけ回転可能である。平面状コイル12に交流電流を流すと、被検体表層部分には渦電流が発生し、その向きは、平面状コイル12に流す交流と同じ周期で反転する。この渦電流は、マグネット11によって被検体中に生じる磁界と相互作用し、渦電流が流れている被検体の部分に周期的に変化するローレンツ力が働いて超音波が発生する。超音波の偏向方向は平面状コイル12の向きに依存するので、平面状コイル12をz軸に平行な中心軸の回りに回転させることにより、被検体中に発生する超音波の偏向方向を制御できる。
請求項(抜粋):
電磁的な手段によって被検体中に直線偏向した横波の超音波を発生させる超音波発生手段と、前記被検体中を伝播したあとの前記超音波を電磁的な手段によって検出し、検出した超音波の強度に対応する電気信号を出力する超音波検出手段と、前記被検体中を伝播する超音波の偏向方向の角度を任意に変えることができる偏向方向制御手段と、前記被検体の同一点において異なる偏向方向の超音波から得られる前記超音波検出手段の出力信号を、時間軸を一致させて相互に加算する加算手段と、を具備することを特徴とする電磁超音波検査装置。
IPC (2件):
G01N 29/04 504 ,  G01N 29/08 501
FI (2件):
G01N 29/04 504 ,  G01N 29/08 501

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