特許
J-GLOBAL ID:200903095152391400

金属ストリップ鋳造方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-095915
公開番号(公開出願番号):特開平10-029045
出願日: 1997年04月14日
公開日(公表日): 1998年02月03日
要約:
【要約】【課題】 簡単な金属供給システムで溶融金属を鋳造溜めのメニスカス域及び鋳造溜め端部の三重点域に急速供給でき、低過熱で供給される溶融金属によりスカル欠陥や割れ欠陥の形成なく鋳造を行う。【解決手段】 一対の冷却した鋳造ロール16間に金属供給ノズル19を介し溶融金属を導入し、ロール間隙上方に支持され且つ側部堰板56(端クロージャ)によりロール間隙端部を囲込まれた鋳造溜めを形成して凝固ストリップを鋳造する際に、溶融金属をノズル19から相反方向に外向きの二連の噴射流として流出して鋳造溜め表面の近辺の鋳造ロール16冷却表面に直接衝突させると共に、堰板56を非電導材料により構成して堰板56の外側に配した誘導加熱素子101(導電体)に電流を通すことにより堰板56及び鋳造溜め表面付近の溶融金属を電磁誘導加熱する。
請求項(抜粋):
一対の冷却した鋳造ロール間のロール間隙上方にロール間隙に沿って配した細長の金属供給ノズルを介し溶融金属を鋳造ロール間に導入し、ロール間隙上方に支持され且つ鋳造溜め囲込み端クロージャによりロール間隙端部を囲込まれた溶融金属の鋳造溜めを形成し、ロール間隙から下方に送給される凝固ストリップを鋳造するよう鋳造ロールを回転する金属ストリップ鋳造方法であって、溶融金属を金属供給ノズルから相反方向に外向きの二連の噴射流として流出して鋳造溜め表面の近辺の鋳造ロール冷却表面に直接衝突させると共に、前記端クロージャを非電導材料により構成して該端クロージャの外側に配した導電体に電流を通すことにより前記端クロージャ及び鋳造溜め表面付近の溶融金属を電磁誘導加熱することを特徴とする金属ストリップ鋳造方法。
IPC (3件):
B22D 11/06 330 ,  B22D 11/10 ,  B22D 11/10 350
FI (4件):
B22D 11/06 330 B ,  B22D 11/10 L ,  B22D 11/10 G ,  B22D 11/10 350 Z

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