特許
J-GLOBAL ID:200903095161885904

光波長多重伝送方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148991
公開番号(公開出願番号):特開平8-018536
出願日: 1994年06月30日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 本発明は光波長多重伝送方式に関して、異なる波長の信号光間における漏話を抑制し、かつ、波長間隔を狭めることが可能な方式を提供することにある。【構成】 光送信器(1-1,1-2,...)と光合波手段(3)間に偏光制御手段(2-1,2-2,...)を、波長領域における光分波手段(5)と光受信器(7-1,7-2,...)間に偏光分離手段(6-1,6-2,...)をそれぞれ設け、前記光送信器の出力光間の波長間隔を、漏話を無視できる抑圧比が前記光分波手段により得られる最小の波長間隔よりも小さく設定し、かつ、それらの隣りあう波長の出力光の偏光方向を前記偏光制御手段によって略直交させる。【効果】 本発明により信号光間の漏話を抑制したままで波長間隔を狭めることが可能となり、光波長多重伝送方式の高密度化に有効である。
請求項(抜粋):
互いに波長の異なる搬送波を用いて信号を送信する少なくとも二つ以上の光送信器と、上記光送信器の各出力光の偏光方向を制御して出力する少なくとも二つ以上の偏光制御手段と、上記偏光制御手段の出力光を合波する光合波手段と、上記光合波手段の出力光を伝送する光伝送路と、上記伝送路により伝送された信号光を波長領域において分波する光分波手段と、 上記光分波手段の分波出力光の一方向の偏光成分のみを出力する少なくとも一つ以上の偏光分離手段と、上記偏光分離手段の出力光を受信する少なくとも一つ以上の光受信器とを備えた光波長多重伝送方式において、前記光送信器中の少なくとも一組の二つの光送信器間の波長間隔を、光信号を受信する際に漏話の影響を無視するのに必要な抑圧比を前記光分波手段において得るのに必要な最小の許容波長間隔よりも小さく設定し、かつ、それらの組の二つの光送信器の出力光の偏光方向を前記偏光制御手段によって略直交させることを特徴とする光波長多重伝送方式。
IPC (3件):
H04J 14/00 ,  H04J 14/04 ,  H04J 14/06
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-070652
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-070652

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