特許
J-GLOBAL ID:200903095167322596

耐摩耗性鉄基焼結合金およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-117970
公開番号(公開出願番号):特開平7-138714
出願日: 1994年05月31日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】耐摩耗性に優れた鉄基焼結合金を提供すること。【構成】重量比で、Co;2〜15%、Mo;2〜10%、好ましくは3%を越え10%以下を含有し、残部が不可避不純物とFeからなる鉄基合金粉末に対して、Mo;5〜20%、Cr;20〜40%、W;10〜20%、Fe;10〜30%を含有し、さらに必要に応じてC;0.5〜4%、Si;2%以下を含有し残部が不可避不純物とNiからなるNi基合金粉末と、黒鉛粉末0.2〜2%と成形用潤滑剤を混合、成形して圧粉体を形成する。圧粉体を焼結して鉄基焼結合金を形成する。鉄基焼結合金の基地に分散した硬質粒子はNi基硬質合金であり、それ自体硬いものであるが、さらに、Cを含むことによって、Mo、Cr、W、Si、Feと結合して炭化物を形成することにより、耐摩耗性を向上させる。
請求項(抜粋):
重量比で全体組成が、Co;1.4〜15%、Mo;1.5〜16%、Cr;0.4〜12%、W;0.2〜6.0%、C;0.4〜3.2%、Ni;0.2〜9.0%を含有し、残部が不可避不純物とFeからなり、Co;2〜15%、Mo;2〜10%、C;0.2〜2%、Ni;10%以下を含有し残部が不可避不純物とFeからなる基地組織に、Mo;5〜20%、Cr;20〜40%、W;10〜20%、C;0.5〜5.0%、Fe;5〜30%を含有し、残部が不可避不純物とNiからなる硬質粒子を2〜30%分散した焼結体からなることを特徴とする耐摩耗性に優れた鉄基焼結合金。
IPC (3件):
C22C 38/00 304 ,  B22F 3/26 ,  C22C 33/02

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