特許
J-GLOBAL ID:200903095170529371

古紙再生処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038084
公開番号(公開出願番号):特開平6-257082
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月13日
要約:
【要約】【目的】 古紙再生処理のフローテーション工程における凝集剤の使用および脱墨薬品としてのケイ酸ソーダ使用量の特定により、古紙の脱墨と共に塗工紙由来の粘着性物質、特にホワイトピッチ、を有効に除去する。【構成】 塗工紙古紙と非塗工紙古紙との混成古紙を水に分散し、パルプスラリーとする離解工程、アルカリ剤、界面活性剤およびケイ酸ソーダ及び/又は炭酸ソーダを含む緩衝剤からなる脱墨薬品をパルプに浸透させるソーキング工程、インキをパルプから分離するフローテーション工程、を含む工程により古紙を再生処理する方法において、前記ソーキング工程における緩衝剤としてのケイ酸ソーダの使用量を対パルプ固型分3重量%以下とし、かつ前記フローテーション工程を凝集剤の存在下にて行うことを特徴とする、古紙再生処理方法。
請求項(抜粋):
塗工紙古紙と非塗工紙古紙との混成古紙を水に分散し、パルプスラリーとする離解工程、アルカリ剤、界面活性剤およびケイ酸ソーダ及び/又は炭酸ソーダを含む緩衝剤からなる脱墨薬品をパルプに浸透させるソーキング工程、インキをパルプから分離するフローテーション工程、を含む工程により古紙を再生処理する方法において、前記ソーキング工程における緩衝剤としてのケイ酸ソーダの使用量を絶乾パルプ重量に対して3重量%以下とし、かつ前記フローテーション工程を凝集剤の存在下にて行うことを特徴とする、古紙再生処理方法。

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