特許
J-GLOBAL ID:200903095171174089

ホイスト装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-341071
公開番号(公開出願番号):特開平6-166492
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 電気ケーブルを被懸架装置へ接続するための改良手段を提供。また、既存のホイスト設備に後から取り付けることが可能な、被懸架装置への電気的接続手段を提供。【構成】 ホイスト装置はホイストドラムを有し、その周りには、2本のホイストロープがそれぞれのホイストロープ用の溝に巻き付けられる。ホイストロープは、一端がホイストドラムに確保され、また下方へ、例えばエレベータまたはクレーンフックなどの被懸垂装置にまで伸びている。ホイストドラムはまた、2本のホイストロープ用の溝の間に配置されているケーブル用の溝を有する。電気ケーブルの一端がホイストドラムに確保され、ホイストドラムのケーブル用の溝に巻き付けられ、さらに下方に被懸垂装置まで伸びている。スリップリング組立体がケーブルへの電気接続を確立し、電力を被懸垂装置へ供給可能にしている。
請求項(抜粋):
被懸架装置を昇降するホイスト装置において、該ホイスト装置は、両端に配された2本のホイストロープ用の溝、および該ホイストロープ用の溝の間に配された電気ケーブル用の溝を含むホイストドラムと、前記ホイストロープ用の溝に少なくとも部分的にそれぞれ配置され、一端が前記ホイストドラムにしっかりと固定され、他端が下方に伸びて前記被懸架装置を支持するホイストロープと、前記電気ケーブル用の溝に少なくとも部分的に配置され、一方の端部付近が前記ホイストドラムにしっかりと固定され、下方に前記被懸架装置まで伸びてそれへの電気接続を確立する電気ケーブルと、前記ホイストドラムの一方の端部および駆動手段に連結され、前記ホイストドラムを各方向に回転させて前記被懸架装置を昇降させ、さらに前記ホイストドラムの前記一方の端部を支持する駆動軸と、前記ホイストドラムに他方の端部に配置され、前記ホイストドラムの前記他方の端部を支持する中空軸と、前記ホイストドラム内に配置され、前記ケーブル用の溝および前記中空軸に連絡し、それによって、前記電気ケーブルの電気ケーブルガイドおよび前記中空軸の中へ伸びている部分を支持し、摩擦と機械的応力から実質的に保護する電気ケーブルガイド手段と、前記中空軸の開口端部の付近に配置され、前記ホイストドラムによる前記電気ケーブルの回転を実質的に妨げることなく前記電気ケーブルとの電気接続を維持する連結手段とを含むことを特徴とするホイスト装置。
IPC (3件):
B66D 1/26 ,  B66C 13/12 ,  B66D 1/30

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